趣旨・目的

本プログラムの趣旨

本事業は、出産と育児の経験をキャリアアップととらえ、妊娠・育児中の女性医師・看護師のブラッシュアップを図ることで、スムーズな臨床現場への復帰を支援するものとしてスタートしました。

具体的には、

  1. 妊娠・出産・育児のステージに合わせた情報を提供、仕事と育児を両立したライフロールモデルの提示、最新医療情報を提供するオンライン講座やビデオカンファレンス講座の開設、利用者同士での双方向掲示板システムを構築する「ネットプログラム」の開発
  2. 技術トレーニングを目的にした「スキルスラボ」の活用、カンファレンスへの参加を取り入れた「キャッチアッププログラム」の開発

などを盛り込んでいます。

本プログラムの目的

1.妊娠・出産・育児から医療現場に復帰し、豊かな人間性を持ちながら、高い専門性を発揮できる女性医師・看護師の育成を目指す。
妊娠などでの休職をキャリアのブランク期間にするのではなく、むしろキャリアアップのための期間ととらえ、その間に医療知識や医療技術を修得し、妊娠・出産・育児を通して家庭生活の中で豊かな人間性を磨きながら、さらにすばらしい医療人として医療現場に復帰する女性医師・看護師の育成を目指しています。
2.深刻な医師・看護師不足に対し、すぐれた経験を持った女性医師・看護師の離職に歯止めをかけ、地域社会のニーズに応える。
医療現場にかかわらず、妊娠や出産・育児は、女性にとってさまざまの負担を生み出し、やむなく離職するケースがまだまだ数多くあります。絶対的な医師・看護師不足が深刻化する中では、すぐれた医療知識や技術を持った女性医師・看護師の離職は社会的にも大きな損失です。本プログラムは休職中にも最新の医療動向や医療知識を得て、また診療に参加することなどで復帰の不安を取り除き、離職に傾く流れにストップをかけます。
3.離職・退職者の現場復帰を図るとともに、将来の高度な医療の担い手となる女性医師・看護師が育つ環境をつくる。
本プログラムでは、産休中・育休中の職員だけを対象とするのではなく、すでに離職・退職した神戸大学医学部附属病院ならびにその連携病院の女性医師も対象です。これまでのデータをもとに、復帰のためのネックであった就労時間を柔軟に見直すことで、より働きやすい環境をつくり、将来的により高い専門性と使命感を持った女性医師・看護師が育つ環境をつくることも視野に入れています。
4.院内就労中の医療職従事者、事務職員へも支援対象を拡大し、病院全体がより働きやすい環境となることを目指す。
平成22年4月より支援対象者をコ・メディカルを含む当院医療職者全般とし、院内に就労中の事務職員にも支援を広げ、産休・育休さらに介護休から職場復帰を目指す方へもサポートを行います。より多くの職員に寄り添える部署となるべく活動を進めます。

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