神戸大学医学部附属病院 看護部

先輩メッセージ

Message

先輩メッセージについて

新人看護師の皆さんにとって1年目は大切な時期。一人ひとりが基礎的な看護技術・知識をしっかり身につけられるよう、年間を通じて技術研修や勉強会を行っています。また同期の仲間たちと互いの奮闘をたたえあい、それぞれの課題を見つけていく場を設けるなど、メンタル面でもフォロー。1年後にはきっと自分の成長を実感できるはずです。現在、神戸大学附属病院で働く先輩ナースが、就職先としてこの病院を選んだ理由、新人時代の葛藤、現在の仕事のやりがいや魅力、これからチャレンジしたい目標を語ります。

  • 先輩看護師の声

    2016年入職

    大原 葉子

    出身校:新見公立大学

    2016年入職 大原 葉子

    毎月指導者と一緒に評価を行い自己の成長と課題を明確に

    2016年入職 大原 葉子

    私の実家は島根県ですが、祖母が住んでいて慣れ親しんだ神戸周辺で就職活動を始めました。助産学専攻科で学ぶ中、正常・異常が的確に判断できるようになるために『ハイリスク症例が多い大学病院で学びたい』と思ったのが当院を選んだ一番の理由です。看護学生時代共に過ごした友人が働いていたことも心強かったです。

    総合周産期母子医療センターのGCU (Growing Care Unit)病棟で働き始めて1年が経ちました。部署では毎月目標を立て、月末には指導者と一緒にできたことや今後の課題を評価し、次月の目標に繋げています。目標はすべての先輩と共有されているので、どの先輩も目標に沿った関わりをしてくれます。どこまで勉強したかを確認しながらアドバイスをもらえますし、何より常に先輩が気にかけてくれるので、人間関係を重視していた私は優しい先輩たちに支えられ頑張れています。

    退院後も継続したケアが受けられる体制をめざして

    2016年入職 大原 葉子

    助産師として働きたいと思う反面、分娩に携わるのは少し怖いなという気持ちもあったため、GCU配属となり今は赤ちゃんや家族との関わりを勉強していこうと思っています。最初は複数の赤ちゃんが同時に泣き出してパニックになることもありましたが、今では優先順位を考え、自分で対応が難しい時には先輩に依頼ができるようになりました。当院はハイリスク症例が多いため、産科病棟やNICUとの連携がとても大切になります。助産師として学んできたことを活かし、産後のお母さんの体や心の変化を考慮しながら乳房ケアや育児指導などを行っています。

    赤ちゃんは本当にかわいくて、退院する際のご家族の笑顔を見るとこの仕事のやりがいを感じます。昨年度から退院支援の強化をめざした取り組みを行っています。保健所との連携をさらに深め、退院後も継続してケアが受けられる体制の整備が私の今年度の目標です。

    当院は神戸の中心地にありリフレッシュするには最適の立地です。一年目から長期休暇が公平に取得できるなど休みが取りやすい点も魅力の一つです。病棟のスタッフとビアガーデンに参加するなど楽しいイベントもあり、公私共に充実した生活を送っています。

    1年目の教育スケジュール

    4月 新規採用職員研修
    新規採用者オリエンテーション
    危険予知トレーニング(KYT)
    感染防止技術
    技術研修:採血
    5月 リフレクション(1)(2)
    看護過程(1)
    技術研修:フィジカルアセスメント
    技術研修:輸液ポンプ
    糖尿病の薬物治療
    6月 看護過程(2)
    技術研修:コミュニケーション技術
    7月 薬剤の基礎知識
    スキンケア(基礎)
    10月 卒後臨床研修中央部門研修開始(ICU、手術室、放射線部)
    看護倫理
    看護専門職として日々の看護実践における倫理的問題について考えます。
    11月 マネジメント
    多重課題事例をもとに、臨床におけるマネジメントについて学びます
    2月 看護とは(1)(2)
    看護実践を振り返り、自分の看護観やめざす看護を明確にする
  • 先輩看護師の声

    2015年入職

    八城 衣里佳

    出身校:愛媛大学

    2015年入職 八城 衣里佳

    一人ひとりの成長に合わせた教育支援が魅力

    2015年入職 八城 衣里佳

    当院に魅力を感じたのは教育体制が充実している点です。大学の先輩から、「集合研修や部署研修も整っていてしっかり学べるよ」と聞き、 1・2年目の大切な時期に学習できる環境があるのは安心だと思いました。当院では最先端の治療が行われており、その治療に必要な看護を学ぶことができます。 最初は何から勉強したらよいか迷いますが、部署にいる教育指導者が一人ひとりの成長にあわせて一緒に目標設定や学習計画を考えてくれます。 不安や悩みがないかも含めて定期的にフォローしてくれるので、本当に教育は充実していると思います。 また、一番身近で教えてくれる先輩がプライベートでも仲良くしてくれ、さらに、同期が6名いて支えあえる仲間がいたことも、頑張ろうと思える活力となりました。

    神戸は実家の愛媛よりも、カフェなどが多くおしゃれな街です。交通も便利なので京都や大阪にもすぐに出かけることができます。 休日にリフレッシュできる環境も大切だと感じています。

    患者の持つ力を最大限に支援できる看護師をめざして

    2014年入職 八城 衣里佳

    今は、消化器内科・腎臓内科の病棟で働いています。最近、腎疾患のため教育入院をした患者さんを担当しました。 生活習慣の改善は難しいですが、患者さんから「あなたのお陰で禁煙ができた」と言われた時は、患者さんの力になれた!と自分の成長を実感できました。 これからも、患者さんの変わりたいという気持ちを支えたいと思います。

    同じ部署には2年目でありながら患者さんとの関わり方がとても上手な先輩がいます。 末期がんの患者さんのあらゆる情報を把握し、退院支援部門や緩和ケアチームとも積極的に連携をとっていました。 私も自分から患者さんの情報を発信し他職種の協力を得て、よりよいケアを実践できる看護師になりたいと思っています。

  • 先輩看護師の声

    2014年入職

    井手 幸太

    出身校:関西福祉大学

    2014年入職 井手 幸太

    退院後も安心して生活していただける看護を目指して

    2014年入職 井手 幸太

    私が所属している病棟は、運動機能に関わる疾患を対象とする整形外科、あらゆる体表面の変形や皮膚疾患を対象とする形成外科、 外傷や意識障害などを対象とする救命救急科の混合病棟です。手術を受けられる患者さんも多く、 入院中は不便なく過ごせても、自宅でも同じように過ごせるとは限りません。 そのため、早い時期から退院後の生活を視野に入れ、関節の動く範囲や痛み、 体力などの影響を考えながら、退院後も安全に生活できることをめざして看護を行っています。 患者さんと関わる中で、治療を受けた後、自宅での生活が自立して初めて患者さんは社会復帰ができたと思えるのだと気付きました。

    新人研修では、採血やフィジカルアセスメントなどの基本的な研修が年間を通じて計画されています。 教育担当者や各専門分野の認定看護師から教育を受けることができ、日々の看護につながっています。 まだ、わからないことや戸惑うことも多いですが、患者さんから「ありがとう」と感謝の言葉や、 「あなたがきてくれてうれしい」と言って頂けた時は、この仕事を頑張ってきてよかったとやり甲斐を感じ、成長を実感することができています。

    早く頼りになれる先輩になれるよう日々成長したい

    2014年入職 井手 幸太

    当院には男性看護師が多く、私の病棟では計6名います。移乗や体位交換などのケアも多いため、 患者さんからも同僚からも重宝されています。また、男性仲間で食事に行ったり相談したりすることもでき、とても働きやすい環境です。

    2年目になり、より重症な患者さんを受けもつことが増えてきました。勉強する時間だけでなく、 旅行に行ったり、野球をしたり、大学時代の友人と過ごすなど、リフレッシュする時間も大切にし、 メリハリのある生活を心がけています。まだ経験も浅いため、先輩のサポートが欠かせませんが、 早く後輩に指導ができるようになりたいと思い毎日頑張っています。

  • 先輩看護師の声

    2011年入職

    岡本 眞由美

    出身校:神戸市看護大学

    2011年入職 岡本 眞由美

    わかりあえる同期、優しく時には厳しい先輩に支えられて一人前に

    2011年入職 岡本 眞由美

    私は、就職活動中、ぎりぎりまでどこの病院に就職しようかと悩んでいました。地元に帰るべきか、都会へのあこがれから東京へ就職することも考えたりしていました。しかし、 大学時代を神戸で過ごし住み慣れた街であったことや、先進医療の実施、教育環境が整っていること、福利厚生がしっかりしている事から当院を選択しました。

    実際に入職し、研修や病棟での教育も充実しており、知識や技術共に多くのことを学ぶことができました。 決して楽とは言えない仕事であり、知識や技術の面からも一年目は分からないことも多く、 自分の出来なさに苛立ちや悔しさを感じる事がたくさんありました。そんな時、 同じ気持ちを分かりあえる同期は勿論、優しく話を聞いてくれる先輩や時に厳しく指導してくれる先輩がいたからこそ、 その時期を乗り越える事が出来たと思います。患者さんに、『あなたの顔を見るだけで元気になる』と言っていただいたり、 感謝の言葉を聞くとこの仕事をやっていて良かったとやり甲斐を感じます。

    指導を通じて新しい視点や良い刺激を受け、成長しています

    2011年入職 岡本 眞由美

    >私が現在、勤務している病棟は、消化器内科、腎臓内科の混合病棟です。急性期からターミナル期まで幅広い患者さんが入院されています。患者さんとご家族が安心して検査や治療に臨めるよう関わることや、厳しい病状説明後も精神面のフォローを行い常に患者さんに寄り添うことを心がけています。 日頃から、いつでも患者さんが話しかけやすいよう笑顔でいることや、廊下での挨拶などちょっとした声かけを大切にしています。これからも医師や多職種ともコミュニケーションを図りながら、患者さんのQOLの向上や早期回復に繋がる看護を行っていきたいと考えています。

    最近では、後輩を育成する立場になり、相手に応じた教育指導の難しさをひしひしと感じます。だからこそ、今まで丁寧かつ厳しく指導してくれた先輩のありがたみを感じ、とても感謝しています。私自身、実地指導者としての経験が浅く、まだまだ分からないことも多いですが、後輩と共に考え学ぶ姿勢で教育指導に取り組んでいます。後輩と接することで今まで気づかなかった新しい視点や当たり前に思っていたことを改めて考えさせられる機会にもなり、とても良い刺激になっています。今後は、たくさんの経験を積み、患者さんやスタッフに頼られる看護師にさらに成長していきたいと思います。

  • 先輩看護師の声

    2009年入職

    木村 稚咲子

    2009年入職 木村 稚咲子

    1年目に受けた接遇・マナー研修が看護師としての原点に

    2009年入職 木村 稚咲子

    当院を志望した決め手は、高度で質の高い医療・看護に携われることと、福利厚生などが充実していることです。 また、神戸という街への憧れもありました。

    実際に働いて感じたのは教育体制がしっかりしていること。 研修が充実していて先輩方も親身になって指導してくださるので、 知識や技術を習得できるたけでなく看護のプロとしての自覚も持つことができました。 1年目に受けた接遇・マナー研修で患者さんやご家族に接する際のマナーの大切さを教わり、 今もひとつひとつの関わりを丁寧にするよう心がけています。

    私が所属している病棟は循環器内科で、心不全や心筋梗塞、不整脈などを発症した患者さんが多く入院されています。 これらの疾患は患者さんの生活習慣が深く関わっているので、まず患者さんの生活や疾患とどう向き合っておられるのかを理解し、 しっかりとコミュニケーションをとることを大切にしています。

    後輩を指導するようになり病棟全体で成長する大切さを発見

    2009年入職 木村 稚咲子

    新人の頃は指示されたことをこなすことに精一杯で、その看護にどのような意味があるのかまで考える余裕がありませんでした。 しかし経験を積むにつれて全体の流れが見えてきて、「なぜ、この看護が必要なのか」が分かってきました。 それからは仕事に面白さとやりがいを感じるようになり、積極的に研修を受けるなど自ら学ぶ姿勢が身につきました。

    また、後輩を指導する立場になり、病棟全体でレベルアップをすることの大切さを発見することができました。 後輩の指導に関しては、厳しいだけでは心のゆとりがなくなり、看護に対する夢や目標を見失ってしまうことになってしまうので、 何でも気軽に話せる存在でありたいと思っています。

    看護師は責任が重く大変なこともありますが、それ以上に充実感とよろこびを感じることができる素晴らしい職業です。 充実感やよろこびを得るためには努力があってのことなので、これからも日々勉強して成長していきたいと思います。