神戸大学医学部附属病院 総合臨床教育センター神戸大学医学部附属病院総合臨床教育センター

肝胆膵外科

必修科目(外科選択)・選択科目

http://www.med.kobe-u.ac.jp/hbps/

診療科の紹介(特徴や特色など)

肝蔵、胆道(胆嚢・胆管)、膵臓の主に癌などの悪性腫瘍に対する手術を行っています。また、肝移植(生体・脳死)、脳死膵移植も行っています。
一見マニアックな外科と思われがちですが、腹腔鏡手術から消化管吻合、胆道・膵管再建、さらに血管再建を伴う複雑な手術まで、すべての消化器外科手術の要素が経験できます。
特に移植は市中病院では見ることができませんので、貴重な経験になると思います。

 

研修内容、経験できる症例や手技

病棟のグループは通常4つ(肝2・胆・膵)に分かれていて、いずれかのグループに配属され、主に肝癌、膵癌、胆管癌などの症例を受け持ってもらいます。
通常はオーベン、チューベンと一緒に3人体制で病棟をみることになり、その2人が病棟業務について懇切丁寧に指導します。どのグループに配属されても肝・胆・膵の手術が均等に当たりますので、全領域の手術を経験できます。
病棟の処置については、まず最初に比較的簡単なもの(縫合や抜糸、ドレーン抜去等)を身に付けてもらい、可能ならばその後に中心静脈穿刺や胸腔・腹腔穿刺などの少し高度なものについても指導します。なお、手術に関してはいきなり肝臓や膵臓を切るのは無理ですが、色々な皮膚縫合法や結紮を指導するので実践してもらいます。2年目の研修医は3か月間以上ローテーションしてもらえれば開腹や閉腹、胆嚢摘出について指導します。

■研修時の週間スケジュール

基本的に朝は早いです。水曜日以外は朝8時20分よりカンファレンス、もしくは抄読会がありますので、全てのグループが7時30分から8時の間に病棟回診を始めます。手術が当たっていれば、カンファレンス後に手術に入ります。手術がない日は検査や病棟業務をしたり、他のグループの手術見学もできます。
業務が終われば無駄に拘束するようなことはしません。メリハリのある研修をしてもらいます。土、日、祭日はオーベンかチューベンの両方もしくはどちらかが必ず朝来ますので、強制ではありませんが一緒に回診します。前もって言ってもらえれば休んでも構いません。
当直は平均して週に1回のペースで、平日の当直もしくは、土日の日直か当直が当たります。必ず上級医も当直してますので、分からないことがあれば何でも気軽に聞いてください。

■診療科長または指導医からのメッセージ

特命助教木下 秘我 先生

当科のスタッフはみな明るくて面倒見が良く、熱意を持って外科の基礎を教えます。
外科に興味がある人はもちろん、今は外科に興味がない人も大歓迎ですので、とにかく一度当科をローテーションしてみてください。そうすれば必ず外科の醍醐味を感じてもらえますし、楽しく実りのある研修になると思います。みなさんと一緒に手術するのを楽しみにしています。