神戸大学医学部附属病院 総合臨床教育センター神戸大学医学部附属病院総合臨床教育センター

精神科神経科

選択必修科目・選択科目

http://www.med.kobe-u.ac.jp/psyneu/

診療科の紹介(特徴や特色など)

大学病院としては珍しく、精神科のみ独立した閉鎖病棟を有しており、総合病院内において精神科専門研修が可能なユニットとなっています。また、研修できる症例も児童思春期から高齢者まで幅広く、身体合併症症例などの症例も経験できます。

 

研修内容、経験できる症例や手技

患者との接し方、面接技法などは、精神科のみならず全ての診療科において必要な技能です。
当科では、単に精神疾患の治療を行うというだけでなく、常に患者との接し方を意識した治療を行うように指導を行っています。どの診療科でも役に立つ精神科技法を習得できるように、毎月研修医向けのレクチャーを指導教官が行っています。

【現在実施しているレクチャー】

  • 精神科面接、精神療法
  • 精神科薬物療法
  • 認知症疾患
  • 統合失調症
  • 気分障害
  • せん妄・睡眠障害

また、コンサルテーションリエゾンでは他の診療科との連携、一般診療科における精神疾患への対応などを学ぶことができます。当科で研修できる症例として統合失調症、気分障害などの精神疾患症例はもとより、難治性症例の治療に力を入れています。
特に特色のある治療プログラムは下記のようなものがあります。

  • 摂食障害治療プログラム
  • 認知症疾患の精査・鑑別、治療プログラム
  • アルコール依存症離脱治療プログラム
  • 治療抵抗性統合失調症に対する薬物療法
  • 修正型電気けいれん療法(手術室を使用)

■診療科長または指導医からのメッセージ

教授曽良 一郎 先生

神戸大学精神科は60年以上の歴史を持ち、我が国有数の伝統を有する精神医学教室です。 関連の精神神経科の医療機関は、県立光風病院、神戸市立中央市民病院などの兵庫県を中心とする公立・私立の基幹病院をはじめ、民間の単科精神病院、精神科クリニックなどが含まれます。これらの医療機関に勤められる同門の方々は約500名にのぼります。 精神医学領域では、脳科学・神経科学の成果が臨床にフィードバックされ、新しい知見の臨床応用が可能な状況になってきております。当教室では脳機能画像や精神薬理学を適切に精神科臨床に還流できる神経科学のリテラシーが得られる研修カリキュラムを準備しています。若手医師を神経科学のリテラシーと患者と家族を幅広い視点で支援できる社会性を兼ね備えた精神科専門医として育て、精神医療の発展に寄与する人材を育成したいと願っております。