神戸大学 医学部附属病院

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診療の特色

肺がん


術前呼吸リハビリテーション指導パンフレット

肺がんの治療は小細胞肺がんと非小細胞肺がんで異なります。発症の多くは非小細胞肺がんで、早期のステージ(IIB期まで)であれば、手術適応となります。肺がんは罹患率が高く、多くの患者さんが手術を受けることになります。近年の胸腔鏡手術の発展により、侵襲の小さい手術が実施されるようになりましたが、手術では呼吸器合併症の発生や肺を切除するため、その領域に応じて肺活量の減少が起こります。そのため手術後に約4割の方が息切れを感じたまま生活していると報告されています。

当院ではこのような術後合併症の予防や退院後の早期社会復帰、日々の息切れの軽減を図るため、周術期に呼吸リハビリテーションや生活指導などを実施しております。ハイリスクと考えられる患者さんには、手術前に国際がん医療・研究センターに入院していただき、集中的に呼吸リハビリテーションを実施しています。