放射線部紹介

災害支援活動

保健所支援活動

新型コロナウイルス感染症による影響が続く中、神戸市の新規感染者数も2021年3月中旬頃より再び増加し、それまでで最大となる第4波を形成しました。
行政や保健所がその対応に圧迫されたため、兵庫県の要請を受け、兵庫県災害医療ロジスティクス作業部会による「新型コロナウイルス感染症対策 後方支援班」として、5月より神戸市保健所の業務支援に入りました。管轄の各区保健センターと協働しクラスターが発生した高齢者施設に赴き、状況調査やゾーニング等の感染拡大防止策の提案などを行いました。
現場施設での逼迫感を目の当たりにするも一歩施設を出れば日常と変わらず、そのようなコロナ禍特有の状況に直面したことで、病院内では感じ難い認識を得ることができました。(奥永)

            

DMAT

 2018年7月の西日本豪雨災害に伴い、神戸大学よりDMATチーム1隊が避難所の住民支援のため7/9〜7/11まで岡山県に派遣されました。
 私は業務調整員として、チームが円滑に行動できるように情報収集、記録、報告を担当しました。 災害拠点本部も被害の大きさや範囲が把握できていなかったため、我々は到着してすぐ情報の収集から始め、真備町での被害が特に大きいこと、広範囲にわたり避難者が拡散している状況を確認しました。初夏であり蒸し暑い日々も続くと考えられ、避難所の規模や避難者数、医療ニーズをいち早く把握するために、各DMAT隊が避難所を回り早急な状況収集に務めました。毎日服用されている薬がなく不安に思われている避難者に対する薬の手配や、長期的な避難になると考えられたため県や市と連携を図り避難所の支援が入るような手続きを行い、3日間の派遣を終えました。
 この度の被害に遭われた方々ならびに、そのご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。(竹本)

DMAT(Disaster Medical Assistance Team)とは、大規模災害時に被災地に迅速に駆けつけ救急治療を行うための専門的訓練を受けた医療チームです。阪神淡路大震災の経験と反省をもとに構成されました。(平成17年4月制定:厚生労働省)

災害派遣

東日本大震災支援活動における救護医療チームの調整員として2011年4月16日から20日までの5日間宮城県石巻市に行ってきました.班構成は医師2名,看護師2名,薬剤師1名そして私の計6名で,活動内容は小学校救護所での定点診療・体育館等(避難所)への巡回診療をメインに、近隣の会館(避難所)の往診でした.調整員の仕事としては患者カルテの整理・入力,各種チケット・お金の管理,各機関との連絡,日報作成等でした.
5日間という短い期間でしたが、その間に、考え、行動し、調整員として支援活動に参加できたことは、微力であったかもしれませんが被災された方々のお力になれたのではないかと思っております.(上田)

サーベイヤ

サーベイ「警戒区域への一時帰宅者のスクリーニング」

文部科学省より、福島原子力発電所の事故による放射能警戒区域への一時帰宅後の放射線被ばくをスクリーニングするため、サーベイヤーの人材派遣要請がありました。南相馬市馬事公苑や川内体育館などに設けられたスクリーニング会場で、警戒区域から戻ってきた一時帰宅者や荷物等のスクリーニングを担当しました。
当院の放射線部では2011年6月から8月までの3か月間で、のべ8人が派遣されました。(大坂)

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