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周産母子センターの取り組みが関西テレビニュースアンカーで放映されました。

周産母子センター山田秀人教授(産科婦人科)、森岡一朗講師(小児科)、平久進也特命助教(産科婦人科)が2013年12月4日の関西テレビスーパーニュースアンカーに出演致しました。

山田秀人教授

胎児への影響を知ってほしい「サイトメガロウイルス」

「サイトメガロウイルス」は風疹などと同じで、妊娠中に感染すると胎児に影響が出る「母子感染症」を引き起こします。

サイトメガロウイルスはありふれたウイルスで、健康であれば、感染してもほとんど症状は出ません。しかし、妊娠中に「初めて」感染すると、おなかの赤ちゃんに難聴や脳の障害を引き起こす恐れがあります。予防するワクチンはありません。このウイルスの免疫を持たない女性が増えています。現在、赤ちゃんの300人に1人がおなかの中で感染しているという調査結果が出ていますが、世間ではほとんど知られていません。

サイトメガロウイルスは唾液や尿から排出され、以前は子ども同士が遊びながら接触する中で感染することが多かったといわれています。しかし、今は、免疫を持たない女性が二人目を妊娠中に、保育園などで感染した上の子どもからうつるケースが増えています。オムツ換えや食器を一緒に使うことで、ウイルスが体内に入ってしまうことがあります。調査の結果、このウイルスの存在を知っている妊婦は2割もいませんでした。

神戸大学病院では、4年前から妊娠初期の段階で免疫があるかどうかの検査を行い、免疫を持たない妊婦には感染予防の啓発をしています。また、生まれてきた赤ちゃん全員に対し感染していないかを検査しています。妊婦も医療機関もこのウイルスを正しく知ることができる仕組みづくりが必要と考えています。


森岡一朗講師


平久進也特命助教

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