神戸大学医学部附属病院バイオリソースセンター

NEWS

新着情報

  • お知らせ

    2024/11/28~
    12/1

    第71回日本臨床検査医学会学術集会で口頭発表を行いました。

    「ニーズドリブン型バイオバンクにおける残余検体払出実績とタイムライン解析に基づく品質評価」
    講演者:金貞姫
    http://jslm71.umin.jp/

  • お知らせ

    2024/8/2~3

    第9回クリニカルバイオバンク学会シンポジウムでポスター発表を行いました。

    「ニーズドリブン型バイオバンクにおける残余血漿検体払出実績と品質管理」
    講演者:金貞姫
    https://www.clinicalbiobank2024.org/

  • お知らせ

    2024/08/01

    第7回バイオバンク オープンフォーラム「バイオバンクが使われる~あらためて利活用事例を考える~」で講演を行いました。

    「利用者のニーズに応える“ニーズドリブン型”バイオバンクの取り組みについて」
    講演者:中村恵宣
    https://www.amed.go.jp/news/event/20240801_biobank.html
    (発表資料はこちらに公開されています)

  • お知らせ

    2024/04/15

    日本臨床検査薬協会 講演会で講演を行いました。

    「リアルワールドエビデンス(RWE)創成を目指した『ニーズドリブン型』バイオリソース利活用システムの発展」
    講演者:松岡広

  • お知らせ

    2024/04/10

    関西医薬品協会 令和6年度第1回研究開発推進会議で講演を行いました。

    「神戸大学医学部附属病院バイオリソースセンターの取り組み」
    講演者:中村恵宣

THE GOAL

バイオリソースセンターの目標

医療は⽇々進歩していますが、治療できない病気はまだたくさん残っています。
新しい治療法を開発するにはからだの中で何がおこっているかを調べなければなりません。
このような研究を⾏うためには、その⽬的に合った患者さんや健康な⽅の⾎液や組織などが必要です。
このようにして、現在まで多くの治療法が開発されてきました。これは今後も変わりません。
また、⾎液や組織を多くの研究者が利⽤することにより、医療は発展し、未来の患者さんに役⽴ちます。
私たちは研究⽬的に合致した⽣体試料や医療情報を管理および利活⽤し、医療が発展することを⽬指します。

THE GOAL

FEATURES

当センターの5つの特徴

FEATURES

⼀般社団法⼈BRIH-Kと連携し、研究機関、製薬企業・診断薬企業・医療機器メーカーのニーズをヒアリングさせて頂き、そのニーズに沿って必要な検体・臨床データを収集し、利活用機会を飛躍的に高め、バイオリソースによるエビデンスの創出を行います。ニーズのヒアリングにおいては、当センターの医師や検査技師等のエキスパートの助言により、より効率的かつ最善な情報・試料の収集方法を提案させて頂くことにより研究計画を成熟させる「ニーズ共創型」臨床研究にも取り組んでいます。

多彩な検体

多彩な検体

一般のバイオバンクでは入手困難な試料採取についても、神戸大学附属病院の各診療科と調整・検討を行い、検体採取を可能とする体制を構築しています。
● 他のバイオバンクでは入手困難な試料
● 非常に高い水準の品質が求められる試料
● 採取後に速やかに特殊な処理を施す必要のある試料 など

高い品質と拡張性

高い品質と拡張性

LIMSを用いて試料情報の迅速な保存と正確なログデータを格納するなど、ISO20387 に準拠した形で運用をしています。本システムは研究ニーズに合わせた試料・情報の提供に対応するため、必要なタイミングでアップデートをしています。

高い倫理性と活発な利活用の両立

高い倫理性と
活発な利活用の両立

神⼾⼤学による倫理⾯の監督の下、個⼈情報保護に充分配慮しながらヒト検体を利活⽤していく仕組みを構築しました。研究の実施にあたっては、事前に条件や手順を設計して検体を収集することで、必要な検体を確実に、必要なだけ入手します。 こうすることで検体の利活⽤率を⾶躍的に⾼めるとともに、貴重な提供意思を⼗⼆分に社会へ還元することを目指しています。

臨床情報とセット

臨床情報とセット

内閣府交付金事業において整備した検体・医療情報管理システム(LIMS)を用いて、検体と紐付いた臨床情報をセットで提供することにより、これまでのモデルよりも現実に近いエビデンスの構築に貢献します。