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ご挨拶

真田 昌爾

令和3年4月より、前任の永井洋士先生、眞庭謙昌病院長の後を受け、当臨床研究推進センター長を拝命致しました。どうぞ宜しくお願い申し上げます。

当センターは平成13年に院内治験業務の統合的な管理と安全な実施支援、及びその発展のため院内に設置された「治験管理センター」を前身とし、平成25年にはさらに院内・院外を問わず臨床研究全般に関する総合的な支援・管理機能を担う機関として「臨床研究推進センター」に改組され、現在に至っております。
本院は令和3年4月7日、日本発の革新的な医薬品や医療機器の開発に必要となる国際水準の質の高い臨床研究や医師主導治験を推進するための中心的役割を担う病院として医療法上に位置づけられた「臨床研究中核病院」として国から承認を受けました。これは数々の厳しい要件を満たした医療機関のみが厚生労働大臣の認可を受けて指定されるものです。私は、本院を始め広く本学内外の施設の先生方の臨床研究を支援・推進する当センターにこのタイミングで着任したことに、一層の責務を感じ、身の引き締まる思いでおります。

当センターでは、本院の臨床研究実施方針である
〇 ヘルシンキ宣言及び関連法規・指針の遵守
〇 研究対象者の人権と安全を最優先した臨床研究の信頼性の十分な確保
〇 研究ガバナンス体制と臨床研究従事者教育の更なる充実
〇 本院の臨床研究の適正な実施のみならず、他院で実施される臨床研究の積極的な支援
これらを行動規範として、臨床研究中核病院の責務と要件を本院が今後も着実に果たし続け、日本発の革新的な医薬品や医療機器の開発・展開に供する臨床研究や治験のみならず、院内外の研究者の先生方の臨床診療上から出る様々なクリニカルクエスチョンや研究アイデアを、先生方と一緒になって最も効率的かつ有効な形で新しいエビデンスや製品に結実するため、アクティブでユーザーフレンドリーな支援を展開し、高品質の臨床研究を更に推進・活性化して、本院の基本理念の⼀つとして掲げる「先進医療の開発と推進」をより進め、将来のわが国ひいては世界の医療の発展に貢献できるよう、構成員⼀同⼀丸となって取り組んでまいる所存です。

何とぞ皆様方の倍旧のご指導、ご鞭撻のほど、宜しくお願い申し上げます。

臨床研究推進センター長真田 昌爾