看護部について

看護部長からのメッセージ

“その人らしさを支える看護”を実践

看護部長
私たち看護部は、「その人らしさを支える看護」を軸に、日々の業務に小さな変革を積み重ねてきました。デジタル化、業務効率化、教育支援  どれも一気に進めるのではなく、現場に寄り添いながらスモールステップで「小さな達成が、大きな力になる」と信じて実践しています。
患者さんが安心して療養できる環境づくりを、これからも一歩ずつ進化させていきます。
2040年を見据え、医療のかたちは大きく変わろうとしています。
85歳以上人口の増加、生産年齢人口の減少  医療従事者の確保が難しくなる中で、看護職にはこれまで以上の柔軟性と効率性が求められます。
在宅医療や医療・介護の複合ニーズにも、しなやかに応える力が必要です。
だからこそ私たちは、
「気づく力」「聴く力」「考える力」「伝える力」を磨き、
一人ひとりの❝らしさ❞に寄り添う看護を、未来へつなげていきます。
 
私たちが特に大切にしたいことは
  1. 看護のあらゆる場面で「気づく~可視化する~考える~実践する」まずは、気づくことそして言葉にして発信すること。
  2. 看護チームそして医療チーム、地域医療へと「つなぐ~つなげる~つながる」をあらゆる場面で実践すること。  
看護は、気づくことからがスタートです。
患者さんの生活が“病気”というつらい体験の中でもよりよくなるよう“その人らしさを支える看護”を実践します。

 

病院・看護部の特徴

それぞれの専門性を発揮して患者さんにとって最適な医療の提供に取り組んでいます。

神戸大学病院
患者さんは一人ひとり異なる病状や生活背景を持っておられます。そして、医療の高度化やライフスタイルの多様化などによって、ひとつの職種だけで個別性の高い医療サービスを提供するのはむずかしくなっています。こうした状況に対応するために重視されるのが、患者さんを中心にしてさまざまな職種が連携し、患者さんにとって最適な治療・ケアを行うチーム医療です。当院では多くの優れた人材がいる強みを活かし、幅広い領域でチーム医療を展開しています。
チーム医療において看護師は欠かすことのできない存在であり、専門看護師や認定看護師をはじめ、高い専門性を持った看護師たちが活動しています。看護師の主な役割は、看護の視点からより良いケアにつながる情報やアプローチを提案すること。そして、患者さんとチーム、あるいはチームのメンバー同士の調整役を担っています。当院は早くからチーム医療に取り組んでおり、多職種が協働する機会も多いため、職種にかかわらず意見を発信できる風土が根づいていることも特色です。 看護部ではスペシャリストの育成にも力を入れており、共に学び合える仲間が多くいます。たくさんの看護師がチーム医療に携わり、看護部全体のレベルアップにつながることを期待しています。
 
 

看護部紹介

看護のプロとして専門性を発揮

手術風景
当院看護部は特定機能病院として先進医療に対応するために、看護の専門性を効果的に発揮すると共に多職種によるチーム医療を積極的に展開しています。そして、多くの方に信頼され選んでいただける病院を目指す中で、看護師は患者さんに24時間接する唯一の職種として重要な役割を担っており、質の高い思いやりのある看護に努めています。
さらに、常に変化する社会や医療のニーズに対応するため、各領域で専門的な知識と技術を発揮できる人材を積極的に育成しています。また、大学病院としての特長を活かし、臨床における実践・教育・研究の統合によって、次世代の日本の看護を担う優れた看護師を育んでいます。
   
病院の理念

  1. 患者中心の医療の実践 
  2. 人間性豊かな医療人の育成
  3. 先進医療の開発と推進 
  1. 地域医療連携の強化
  2. 災害救急医療の拠点活動 
  3. 医療を通じての国際貢献
看護部の理念

  1. 患者の個別性を重視した創造性豊かな質の高い看護の実践
  2. 患者・家族の意思の尊重と自己決定への支援
  3. 変動する社会・医療への対応と、看護の専門職としての自立と責務の遂行 
  1. 病院内各種専門職の分担と統合によるチーム医療の促進 
  2. 教育基幹病院における看護の立場で、地域のリーダー的役割の推進