緩和ケアセンター

看護の特徴

緩和ケアセンターは、2018年10月に設置された、新しい部署です。
緩和ケアセンターの機能としては、「緩和ケアの必要な患者さんが、どこにいても、必要な時に、緩和ケアを受けることができるようにすること」とされています。

緩和ケアチームの活動のように、ご依頼を頂き、患者さんに介入する役割だけでなく、緩和ケアが患者さんに届きやすくするための院内のしくみや地域で緩和ケアを提供されている施設との情報共有の場を作ることの他に、院内の多職種や部門との連携体制をつくる・・・といったことが挙がります。

多職種で構成される部門でありますが、その中でも患者さんを生活者としてみる視点をもち、必要なケアが届けられるように心がけるとともに、各部署で緩和ケアを実践する医療スタッフにとって良いリソースとして機能できることも心掛けています。
 

取り組み

緩和ケアセンターでは、特に、以下の内容を重点的に取り組んでいます。
 

患者のつらさのスクリーニングの結果を、ケアや医療につなげる取り組み

  • 緩和ケア・退院支援リンクスタッフ会で、改善点のディスカッションやスクリーニングの監査の実施
  • 毎週火曜日に、病棟に伺い、前週入院患者で生活のしやすさ質問票のスコアが高い人、その他、チーム依頼するほどではないけど、気になっている患者さんがいないかどうかをうかがっています。
 

地域で緩和ケアを提供している施設との情報共有の場をつくる

7月から、月1回「緩和ケア地域連携カンファレンス」を実施しています。中央市民病院と交互に開催しており、奇数月は、当院で実施しています。