4階北病棟 腫瘍・血液内科
病床数
44床(クリーンルーム5床・準クリーンルーム14床を含む)看護体制
7対1主な疾患
- 白血病
- 悪性リンパ腫
- 多発性骨髄腫などの血液の悪性疾患や
- 頭頚部がん
- 食道がん
- 胃がん
- 骨・軟部腫瘍、乳がんなどの固形がん
治療と検査、処置
- がん薬物療法:抗がん剤、分子標的薬、免疫チェックポイント阻害薬など
- 造血幹細胞移植:骨髄移植、末梢幹細胞移植、臍帯移植
- CAR-T療法
看護の特徴
がん患者さんだけではなく、患者さんとともに治療期間を過ごすご家族の不安や様々な思いに寄り添えるように、チームで看護を実践しています。治療期間が長期にわたることからQOL向上のためのセルフケア支援および精神的支援、治療や予後の過ごし方などの意思決定支援、抗がん薬の安全な投薬管理や症状マネジメントを行います。
また、疾患や治療による影響で免疫力低下を来すことが多く、感染予防に対する看護も重要です。さらに疼痛マネジメントや緩和ケアなど、4階北病棟ではがん患者さんに対する幅広い看護を提供しています。
部署での教育体制・サポート
4階北病棟の教育体制はグループ制をとっています。新人看護師だけでなく2~3年目の若年看護師の学習支援や精神的な支援、チームリーダー育成などをグループ全体で関わります。
毎月グループ毎に集まり、日頃の悩み事の相談や、知識・技術習得の進捗状況、今後の計画などを話す機会があります。
チーム医療
医師、看護師、医療ソーシャルワーカーが参加する多職種カンファレンスを開催し、治療経過、患者・家族の要望などを踏まえた退院計画について情報共有ならび看護の方向性について検討しています。また、多職種でそれぞれの専門性を発揮して多角的な視点で検討する機会を持ち、患者さんを主体とした意思決定支援を行っています。
亡くなられた患者やその家族への関わりをチームで振り返る「グリーフケアカンファレンス」を適宜行い、自分たちの医療・看護を見つめなおし、今後のチーム医療に活かすための気付きや、看護に深みや拡がりをもたらす良い機会となっています。