5階南病棟 整形外科、形成外科、救命救急科

病床数

41床(VIPルーム1床含む)
 

看護体制

7対1
 

主な疾患

  • 整形外科:変形性関節症、靱帯断裂、脊椎疾患、骨または軟部組織の腫瘍
  • 形成外科:褥瘡、潰瘍、表皮または皮下の腫瘍
  • 救命救急科:交通外傷、熱傷など外科系処置を要する疾患全般
  • 総合内科:肺炎、意識障害など原因の精査を含めた加療を要する患者
  • 美容外科:脂肪吸引、フェイスリフトなど、整容を目的に入院する。(自由診療)
年齢層は若年者から高齢層まで幅広い
 

治療と検査、処置

  • 人工関節置換術
  • 靱帯損傷修復術
  • 脊椎除圧術・固定術、脊髄造影
  • 局所・遊離皮弁術、植皮術
  • 鼻、耳、眼瞼、乳房の再建術
  • 観血的骨接合術
  • 人工呼吸器管理
 

看護の特徴

整形外科、形成外科においては周手術期の看護の実践に加えて、日常生活援助も重要になってきます。
手術部位や理解力、もともとの身体予備力など様々な患者さんがいる中で、その患者にあった適切なケアの方法を選択し、時には看護師間で意見交換し、創意工夫を行いながらケアを進めています。

救命救急科・総合内科では救急外来、または集中治療室で急性期の治療を行った後に病棟で継続的な治療や処置を行います。緊急入院した患者さんは必ずしも全員がすぐに元の生活に戻れるというわけではありません。
在宅復帰のためのリハビリテーションが必要であったり、在宅での継続した処置が必要であったり、日常生活を送るにあたり他者の支援が必要なケースも多いです。そういったケースを事前に察知し、退院や転院に向けた介入を行っています。
 

部署での教育体制・サポート

新人看護師に対しては、実地指導者を中心とした固定のグループを作り、個々の能力や成長速度に合わせたサポートを行います。
定期的に開催されるグループ会では看護技術や業務の進捗状況をグループ内で共有するとともに自己学習の支援を行っています。

また、グループ内には2年目看護師も含まれており、同じ悩みを共有できる先輩として公私ともに新人看護師の支えとなっています。
病棟の特性上、担当する患者さんの疾患も多岐にわたるため、定期的に疾患や治療に関する学習会を開催しています。講師は各診療科の医師や臨床工学技士に依頼し、新人看護師でもわかりやすい内容となるよう配慮しています。
 

チーム医療

定期的に各診療科医師とカンファレンスを持つ機会を作り、患者さんの病態や治療方針、療養上の問題点について情報共有を行っています。
また、転院や在宅での療養に支援を必要とされる患者さんに対しては、看護師、医師だけでなく、その他の医療職、時には院外のケアマネージャーやケースワーカーなどを交えて退院後の療養環境の整備や転院先の選定を行っています。
 

メッセージ

急性期から慢性期、若年者から高齢者まで、様々な疾患や外傷の患者が入院されるため、看護師としての学びが多い部署です。
複数の診療科医師や医療従者とのかかわりも多く、ジェネラリストとして成長するには最適な職場の一つだと思います。