6階南病棟 耳鼻咽喉・頭頸部外科、呼吸器外科
病床数
51床看護体制
7対1主な疾患
- 耳 :真珠腫性中耳炎、慢性化膿性中耳炎、滲出性中耳炎、中耳・外耳腫瘍
- 鼻:慢性副鼻腔炎、鼻腔・副鼻腔良性腫瘍、鼻腔・副鼻腔癌、上咽頭癌他
- 口腔・中咽頭:中咽頭癌、舌癌、口腔底・歯肉癌、上顎・下顎癌
- 喉頭・下咽頭:下咽頭癌、喉頭癌、反回神経麻痺、声帯ポリープ他
- 甲状腺・唾液腺:耳下腺腫瘍、甲状腺腫瘍、顎下腺腫瘍、唾石症
- 呼吸器:原発性肺癌、転移性肺腫瘍、胸膜中皮腫胸腺腫、膿胸、気胸
- 感染:HIV、不明熱
治療と検査、処置
- 手術
- ロボット支援手術
- 化学放射線療法
- 抗ウィルス薬治療
看護の特徴
発声機能障害・聴覚障害によるコミュニケーション障害のある患者が多く表情や態度などを観察し、筆談、合図などで誠実なコミュニケーション図る努力が求められます。摂食・嚥下障害のある患者が多く、摂取状態の観察、食事形態の工夫、経管栄養や中心静脈栄養等の管理について段階に応じて患者とともに実践しています。発声障害や嚥下・構音障害を残す場合は、社会復帰に向けて、家族を含めてリハビリテーションをサポートしています。
手術後のボディイメージの変化をきたすことが多く、患者・家族と十分なコミュニケーションを図るなど精神的支援を行っています。
入院中だけでなく、退院後も患者・家族が安心して療養生活を送ることができるよう支援しています。
部署での教育体制・サポート
新人看護師には、それぞれ実地指導者が配置され、業務支援・精神的サポートや日々の振り返りを行なっています。また、教育指導者を中心に、新人の技術・アセスメント、記録など、あらゆる面を病棟スタッフ全員で共有しながらサポートしています。
必要に応じて、シャドーイング・逆シャドーイングを実施し、新人看護師1人1人に応じた方法でサポートしています。看護師だけでなく、医師・言語聴覚士による勉強会、急変対応の学習会を実施しています。
チーム医療
治療により摂食・嚥下機能障害のある患者に対しては、医師だけでなく専任の言語聴覚士とともに多職種で関わりチーム医療を実践しています。退院後も、気管孔管理、食事摂取状況を含めた療養生活や、放射線性皮膚炎の状況などを外来看護師と連携を強化し継続看護に努めています。