9階南病棟 膠原病リウマチ内科、腎臓内科、脳神経内科、放射線診断・IVR科

病床数

 51床
 

看護体制

7対1
 

主な疾患

  • 膠原病リウマチ内科:全身性エリテマトーデス、関節リウマチ、多発性筋炎、皮膚筋炎など
  • 腎臓内科:腎不全、ネフローゼ症候群、糸球体腎炎、糖尿病性腎症、高血圧腎症、ファブリー病
  • 脳神経内科:筋萎縮性側索硬化症、多発性硬化症、パーキンソン病、てんかん、ギラン・バレー症候群、慢性炎症性脱髄性多発神経炎など
  • 糖尿病・内分泌内科:褐色細胞腫、原発性アルドステロン症など
  • 放射線診断・IVR科:肝細胞癌、門脈圧亢進症、子宮筋腫、悪性骨腫瘍、シャントなど血管閉塞など
年齢層:若齢層から高齢層まで幅広い
 

治療と検査、処置

  • 筋生検
  • 免疫抑制療法(ステロイド、エンドキサンなどの免疫抑制剤の使用)
  • 血漿交換療法
  • 腎生検
  • シャント造設術
  • 透析導入
  • 副甲状腺摘除術
  • 酵素補充療法
  • 副腎静脈サンプリング
  • 肝細胞癌に対する動注化学塞栓療法
  • バルーン閉塞下逆行性静脈瘤硬化療法
  • 子宮筋腫に対する子宮動脈塞栓術
  • CTガイド下生検
  • 経皮的椎体形成術
  • 血管拡張術 など
  

看護の特徴

内科系の多岐にわたる疾患の患者さんの看護を担当しています。自己免疫疾患や神経系疾患の精査・治療、腎生検やファブリー病の酵素補充療法、透析導入などの教育入院等も行っています。

疾患によっては入院期間が長期に及ぶことがあり、多職種と連携しながら患者さんとご家族の心身を含めた療養生活のサポートを行っています。
また、神経・筋系への障害により日常生活行動へ影響した状況で在宅療養へ移行することも少なくなく、できるだけ快適にその人らしい生活を送ることが出来るよう、多職種と連携し、早期より退院後の生活や療養を見据えた看護介入を行っています。
 

部署での教育体制・サポート

新人看護師にはそれぞれ実地指導者を配置し、教育指導者と連携して看護師として必要な知識、技術、接遇面について、病棟全体で新人看護師を育成するということに重点におき、スタッフ全員でサポートしています。
新人看護師は集合研修に加え、研修で得た知識を部署で活用できるよう部署内でも学習会や研修を開催しています。
日々、実践した看護を実地指導者と振り返り、共に成長できるような関わりを大切にしています。
 

チーム医療

医師、看護師、医療ソーシャルワーカーが参加する多職種カンファレンスを診療科ごとに開催し、疾患をはじめ、治療経過、患者・家族の要望などを踏まえた退院計画について情報共有を行い、看護の方向性について検討しています。

また、エンド・オブ・ライフケアに関わる場面において、多職種でそれぞれの専門性を発揮して多角的な視点で検討する機会を持ち、患者さんを主体とした意思決定支援を行っています。