10階北病棟 眼科、総合内科、糖尿病・内分泌内科、放射線腫瘍科
病床数
53床看護体制
7対1主な疾患
- 眼科:白内障、緑内障、網膜硝子体疾患、角膜疾患、斜視弱視、神経眼科、ぶどう膜疾患
- 総合内科:臓器不全、感染症、静脈血栓症、内科救急疾患
- 糖尿病内分泌内科:1型糖尿病、2型糖尿病、膵性糖尿病
治療と検査、処置
- 眼科:白内障手術、緑内障手術、硝子体切除、網膜復位術、角結膜疾患手術、斜視手術、涙管・眼瞼疾患手術
- 糖尿病内分泌内科:持続皮下インスリン注入療法(CSII)持続血糖モニタリングシステム(CGM)
- 総合内科:人工呼吸器管理、シャント増設、透析導入
看護の特徴
10階北病棟は、眼科、糖尿病内分泌内科、総合内科、歯科口腔外科の4科の混合病棟です。部署では、多岐にわたる疾患に対する診断、治療を日々行っているため、看護師として多角的な知識とスキルが求められます。
また、糖尿病の療養支援など、退院後の生活を見据えた指導を、多職種で連携しながら進めています。
中には、計画通りに進めていくことが困難な事例もありますが、部署所属の認定看護師や糖尿病療養指導士の専門性を最大限に活かしながら、プライマリー看護師を中心に日々頑張っています。
こうした中で、どの患者も安心して治療に臨んで頂けるように、常に患者やご家族の思いに寄り添いながら、日々の看護を行っています。
部署での教育体制・サポート
教育指導者を中心に、部署のスタッフ全員で、新人および、2・3年目看護師を育成できる体制作りをしています。委員会ごとでグループを作り、新人看護師には、業務や看護実践への支援や精神面でのフォローをしています。2・3年目看護師には、知識や看護を深めるための支援や、個人目標が達成できるよう継続的に関わっています。
さらにグループ内での支援が円滑に行えるように、部署内教育委員が全体をサポートしています。
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項目 | 内容 | 時期 | |
---|---|---|---|
新人 | フォロー体制 | 各新人に実地指導者・フォロワーを設定 各委員会で2~3人ずつ育てていく |
1年間 |
技術チェック | フォロワーもしくは実地指導者、委員会メンバーが確認 | 年2 回(9月・2月) | |
グループ会 | 指定用紙に沿って実施方法は別紙参照 | 4回(5月・6月以降隔月もしくは毎月) | |
患者別 看護検討 |
実際の患者を元に看護展開を行い、考える力を養う 詳細別紙参照 |
年3回(6月眼科・10月糖尿病内科・総合内科) | |
定期的な評価 | 師長・教育指導者・実地指導者が参加 | 年2回(9月ラダーⅠ・2月ラダーⅡ) | |
リフレクション | 入職時と中央研修内で実施 | 年3回(4月・6-8月・1-2月) | |
中央研修 | 教育指導者が一緒に参加 | 中央の教育計画に従う | |
インジェクション | DVDを見た後、技術チェック | 9月~練習開始 | |
2年目 | 年間目標・計画立案 | フレームワーク(ラダーファイル参照)を参考に各学年で大目標を決め、それを元に個人目標を決め、委員会内で発表する(教育委員会も内容をチェック) | 4月中旬 |
評価 | 指定用紙に記入、委員会内で他者評価実施(教育委員会も内容をチェック) | 年2回(9月・2月) | |
ミーティング | 師長・教育担当副師長・教育指導者が参加 | 年3回(5月・11月リーダー前・2月) | |
自己啓発 | 個人リフレクション・研究4年目以上のメンバーからアドバイザーを決める | 6月アドバイザー決定 7月研究計画提出 8月~11月毎月進捗状況記入 12月課題提出、1月~4月発表 |
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3年目 | 年間目標・計画立案 | フレームワーク(ラダーファイル参照)を参考に、各学年で大目標を決め、それを元に目標を決めて委員会内で発表する(教育委員会も内容をチェック) | 4月中旬 |
評価 | 指定用紙に記入、委員会内で他者評価実施(教育委員会も内容をチェック) | 年2回(9月・2月) | |
ミーティング | 師長・教育担当副師長・教育指導者が参加 | 年1回(9月) | |
全員 | グループリフレクション | 学年の近い2人+教育委員のグループで実施 | 年1回(10月~2月) |
看護を語る会 | 看護について3~4人グループでお互いに語り、自分の看護観に気づく | 年1回(8月) | |
勉強会 | 年間計画に沿って各委員会が担当し実施 | 1年間 | |
自己啓発 | 各個人で計画的に遂行する | 1年間 |
チーム医療
部署では週1回、「療養支援カンファレンス」と「退院支援カンファレンス」を多職種で行っています。糖尿病の療養支援カンファレンスでは、医師・薬剤師・理学療法士・栄養士・臨床心理士・臨床検査技師が参加し、今後の方針をふまえ、ご自宅で療養を継続する上での課題について検討をしています。
退院支援カンファレンスでは、高度治療が終了後、速やかに次の療養先へと繋げられるように、医師とMSW、退院支援専従看護師が参加し、治療方針をもとに、患者や家族の意向を加味し、退院へ向けた在宅調整や転院調整を検討しています。
また、こうした内容は、地域とも適宜情報共有しています。
糖尿病教室スケジュール
午前 10:15~10:45 |
午後 14:15~14:45 |
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月 | お休み | お休み |
火 | 糖尿病とは(医師) | ★薬物療法(薬剤師) |
水 | 食事療法(管理栄養士) | 低血糖シックデイ災害(看護師) |
木 | ★合併症について(医師) | 運動療法(理学療法士) 心理について(臨床心理士) |
金 | 検査について(臨床検査技師) | ★フットケア(看護師) |
※木曜日の午後は隔週で「運動療法」と「心理」を交互に行います。
場所:10階病棟 カンファレンス室(食堂横)
糖尿病教室への持ち物:糖尿病教室のテキスト一式、筆記用具 など
★薬物療法 :ご自身のお薬の内容がわかるお薬手帳などあれば持ってきてください
★合併症 :靴下を持ってきてください
★フットケア :「糖尿病フットケアチェックシート」を持ってきてください