11階南病棟 産婦人科、総合内科、乳腺内分泌外科、消化器内科、泌尿器科

病床数

 51床
 

看護体制

7対1
 

主な疾患

  • 産婦人科:良性・悪性腫瘍、子宮脱、先天性膣欠損、不育症・習慣流産、異所性妊娠
  • 腎臓内科:腎不全、ネフローゼ症候群、糸球体腎炎、二次性高血圧、ファブリー病
  • 乳腺内分泌外科:良性・悪性腫瘍
  • 消化器内科:消化器がん
年齢層は、若年層から高齢層まで幅広い
 

治療と検査、処置

  • 産婦人科:開腹術、腹腔鏡下術、子宮頚部円錐切除術、レーザー蒸散術、化学療法、放射線療法、腔内照射、造膣術、子宮内容除去術、不育症・習慣流産に対する治験・治療
  • 腎臓内科:腎生検、シャント造設術、透析導入、副甲状腺摘除術、酵素補充療法
  • 乳腺内分泌外科:乳房温存術、乳房切除術、リンパ節郭清術
  • 消化器内科:ESD、POEM、TACE 、ERCP、EUS、肝生検
 

看護の特徴

産婦人科・乳腺内分泌外科・消化器内科では手術療法や内視鏡的治療が多く、クリニカルパスを活用し事前に経過を患者へ説明することで、治療・検査に対する不安を軽減し、スムースな入退院となるよう努めています。
化学療法や放射線治療を受ける患者も多く、通院治療室との連携や放射線科医師とのカンファレンスを毎週行い、退院後の生活を見据えた看護介入を行っています。

腎臓内科では、あらゆる腎疾患の看護を実践していますが、なかでも腎生検やファブリー病に対する酵素補充療法など、他施設に比べ実施頻度が高い治療に伴う看護も行っています。
また、腎・血液浄化センターとのシームレスな教育連携を目指した取り組みも行っています。
   
がん患者が多く、入院時から退院後の生活を見据え、他職種(緩和ケアチーム、がん看護専門看護師、患者支援センターなど)と連携しながら、アドバンスケアプランニング(ACP)の運用に取り組んでいます。
患者・家族の価値観や目標を理解し、人生設計も踏まえた治療・ケアに関する自己決定支援、家族支援が促進されるよう努めています。
 

部署での教育体制・サポート

グループでの教育体制をとっており、毎月グループ会が開かれ1~3年目看護師や部署異動者のサポートを行っています。
新人教育では、実地指導者・教育指導者・メンターを中心に、スタッフ全員で看護実践やメンタル面のサポートをしています。
2・3年目看護師は、学習担当者の指導を受けながら課題に取り組んでいます。
 

部署主催の学習会(一部)

  • 産婦人科・腎臓内科・乳腺内分泌外科医師による疾患・治療の学習会
  • 看護師による内診介助の方法
  • 医師・看護師合同の急変時シミュレーション訓練
  • 認定看護師による学習会
 

チーム医療

腎臓内科カンファレンス、放射線科カンファレンス

入院中・入院予定患者の疾患や治療内容について医師より説明があり、病状の理解だけではなく必要な看護ケアについても検討しています。
 

退院支援カンファレンス

医師・看護師・患者支援センタースタッフ(入退院支援看護師、MSW)が参加し、退院支援が必要な患者について情報共有・支援内容の確認などを行っています。
また、患者支援センターで入院前に面談を受けた入院予定患者の情報共有も行っており、入院前から退院支援を見据えた介入を目指しています。