輸血・細胞治療部 検査の手引き
輸血・細胞治療部 検査の手引き
営業時間及びアクセス
輸血・細胞治療部フロアマップ
輸血・細胞治療部の業務時間
24時間検査可能項目 | 0:00~23:59 |
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その他の項目 (結果報告ルーチン時間帯のみ) |
0:00~23:59 |
提出時間に制限のある項目 | 平日8:30~17:00 |
※各項目の詳細情報は、検査項目レファレンスをご参照ください。
24時間検査可能項目 | 血液登録1回目(ABO/Rh/抗体スク) 血液登録2回目(ABO/Rh) 抗体スクリーニング 輸血前検体保管 ABO・Rh検査(ベビーの検査) |
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その他の項目 | 不適合妊娠検査1回目(ABO/Rh/抗体スク) 不適合妊娠検査2回目(抗体スク) 直接クームス試験 抗体価測定(抗A、抗B抗体価) 交差適合試験 |
提出時間に制限のある項目 | CD34細胞数の測定 |
提出時間に制限のある項目
CD34細胞数の測定 | 受付時間は17:00までですが、検査の都合上極力16:00までに提出してください。 |
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抗体価測定(抗A、抗B抗体価) | 24時間受入は可能ですが、提出当日に結果が必要な場合は、検査の都合上極力平日15:00までに提出してください。 |
検査オーダーについて
電子カルテシステムでのオーダ方法
オーダリングの手順、記入要項等の注意事項です。
検体オーダマニュアル.pdf
電話連絡、予約等が必要となる検査
輸血・細胞治療部(内線:6460)
- CD34細胞数の測定
手書き伝票対応となる検査
手書き伝票対応となる項目はありません。患者同意書の必要な検査
同意書が必要な検査項目はありません。追加検査
すでに提出した検体で測定可能な項目について、検体提出当日に限り追加検査依頼が可能です。追加検査をオーダー入力したのち、輸血・細胞治療部(内線:6460)に電話連絡し、追加検査が可能か確認してください。
検査が可能な場合は、オーダーラベルを輸血・細胞治療部まで持参してください。
システム障害時の依頼方法
病院情報管理システム(HIS)に何らかのトラブルがあり、コンピュータ入力ができない場合、院内放送でお知らせします。長時間復旧できない場合、検査オーダーは伝票での対応となります。
検査依頼伝票の必要箇所を記入し、検体と一緒に提出して下さい。検体の容器にも患者さんの名前とID番号を書いて下さい。検査依頼伝票がお手元にない場合は、輸血・細胞治療部にありますので、検体を持って輸血・細胞治療部までお越しください。
※システムを利用しないで検査を行った場合、血液型間違い等のリスクが高くなります。
可能な限り、システム稼働中に検査オーダーを出していただきますようお願いします。
オーダー停止時検査依頼伝票.pdf
検査結果はシステム障害中は検査結果画面に表示されません。
結果が出た時点で、検査依頼伝票下部に記載し報告します。
記載された担当医のPHSに連絡しますので、検査結果を輸血・細胞治療部まで取りに来てください。
電子カルテには、システムが復旧したあと日勤帯に輸血部職員が反映させます。
サンプル採取について
サンプル採取時の身元確認方法
外来 | ICチップ内蔵ラベルの貼られた採血管を用い、RFIDリーダーで患者さんの持参した採血整理券と照合します。 また、患者さんが入室した際には、口頭でフルネームを確認し、必要に応じて生年月日と診療科を確認します。 採血整理券を紛失された場合や、ICチップ内蔵ラベルでない場合などは、診察券をご提示していただき、確認をします。 |
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入院 | iPodにて患者さんのリストバンドと検体を照合し、患者さんにフルネームを名乗っていただき、確認をします。 |
採血者、採取日時の記録について
採血実施情報として、採血者と採取日時を記録・管理しています。
検査前要求事項を患者さんが満たしているかの検証
検証する項目はありません。
サンプル採取方法
採取容器一覧
△:24時間オーダー可能項目のみ提出可各項目の採取容器についての詳細は、検査項目レファレンスを参照してください。
ラベリングについて
◆正しい貼り方

オーダを中止したラベル、検査済みのオーダから再発行したラベル、翌日など未来日のラベルは使用しないで下さい。

オーダを中止したラベル、検査済みのオーダから再発行したラベル、翌日など未来日のラベルは使用しないで下さい。
◆悪い例

バーコードがかすれている。バーコードの位置が低すぎる。バーコードが斜めに貼られている。二枚貼り。
これらに該当する輸血項目の検体を提出する場合は、担当者(輸血・細胞治療部内線:6460、当直PHS:75105)をお呼び下さい。

バーコードがかすれている。バーコードの位置が低すぎる。バーコードが斜めに貼られている。二枚貼り。
これらに該当する輸血項目の検体を提出する場合は、担当者(輸血・細胞治療部内線:6460、当直PHS:75105)をお呼び下さい。
採血管ラベル
◆病棟で発行した場合


◆採血室で発行した場合


検査室番号一覧
検査室番号一覧.pdf
サンプル採取後の廃棄方法
感染制御部WEBの院内感染対策マニュアルをご参照ください。
神戸大学医学部附属病院 感染制御部WEB
検体の提出について
検体提出方法
検査部検体検査部門
◆外来
搬送・ 保存方法 |
小児科、救急部以外の各科診療科で採血する場合は、検査部検査受付⑫でラベル発行した容器を受け取ってください。採取した検体は、輸血・細胞治療部検体受付に提出して下さい。 |
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場所 | 容器受取りは検査部検査受付⑫ 提出先は輸血・細胞治療部検体受付窓口 |
注意事項 | 日夜勤帯は電話(輸血・細胞治療部当直PHS:75105)連絡をお願いします。 |
◆入院
(随時緊急用搬送容器による搬送)
搬送・ 保存方法 |
早朝病棟検体回収後は、看護補助者が平日午前8時、9時、10時、11時、12時、午後1時半、3時半および4時半に搬送しています。それ以外は輸血・細胞治療部検体受付に直接提出して下さい。 |
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場所 | 輸血・細胞治療部検体受付窓口 |
注意事項 | 緊急の検体は直接輸血・細胞治療部検体受付窓口に提出してください。 |
◆入院
早朝病棟検体の回収(第一病棟のみ,土日祝日を除く)
搬送・ 保存方法 |
病棟で早朝採血した検体は、南・北ナースステーション間のエレベーター前の指定の場所へ6:30までに提出して下さい。6:30に検査部職員が回収します。回収時には回収のサインをしますので、回収後は提出しないで下さい(随時緊急用搬送容器による搬送を利用)。 |
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場所 | 南・北ナースステーション間のエレベーター前の指定の場所![]() |
注意事項 | 緊急の検体は直接輸血・細胞治療部検体受付窓口に提出してください。 日夜勤帯は電話(輸血・細胞治療部当直PHS:75105)連絡をお願いします。 検体採取ラベルに「直ちに」「速やかに」と記載されているものはそれに従って下さい。 |
検体提出の注意事項
オーダーラベルに記載されている容器を使用し、必要量を採取して下さい。
採血後は直ちに転倒混和して下さい。日夜勤帯に検体を提出した場合は、輸血・細胞治療部当直PHS:75105に電話してください。
ベビーの検査 | 日夜勤帯に緊急で輸血をするために検査が必要な場合は輸血・細胞治療部当直PHS:75105へ連絡してください。 |
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その他の項目 | 結果報告はルーチン時間帯のみです。 |
CD34細胞数の測定 | 採取後は速やかに提出してください。 提出する際は必ず平日日勤帯に輸血・細胞治療部(内線:6460)に予約をしてください。 検体の提出が17時以降もしくは土日祝の場合は、結果報告が翌日あるいは週明けになるときがあります。 |
検体保存の注意事項
原則、検体採取後は直ちに輸血・細胞治療部に検体を提出してください。
ただし、やむを得ず病棟で検体を保管する場合は、冷蔵庫内(禁凍結)で保存し、翌日提出してください。
検体搬送方法
検体搬送時は、飛散・紛失防止のため指定容器・袋に入れてください。
また、搬送中は(検体に印字された)個人情報に注意して、搬送してください。
◆搬送容器
サンプルの受入不可基準
- 検体が、一定時間を超えて提出された場合。
- 「検査項目レファレンス」に規定した条件(氷づけ、37℃、遮光など)で検体が搬送されていない。
- 「検査項目レファレンス」に規定した採取容器以外が用いられている。
- 「検査項目レファレンス」に規定した種類以外の検体が提出されている。
- 検査オーダバーコードラベルが貼付されておらず、検体の識別がされていない。
- 貼付されている検査オーダバーコードラベルの情報がない。
- 貼付されている検査オーダバーコードラベルが未来日である。
- 規定量が入っていない
- 抗凝固剤入り採取容器で採取した検体が、凝固している。
※ただし、検査項目にもよるため、詳しくは輸血・細胞治療部(内線:6460)もしくは輸血・細胞治療部当直(PHS:75105)へお問い合わせください。