第68回 リハビリテーション科

 

Interviewee 原田理沙 神戸大学大学院医学研究科リハビリテーション機能回復学 特命助教

 

サンプルイメージ

職歴

2006年3月 神戸大学医学部医学科卒業
2006年4月 神戸労災病院 初期臨床研修医
2008年4月 神戸大学整形外科入局、関連病院にて研修を行う。
2011年4月 神戸大学大学院医学研究科整形外科 入学
2014年3月 神戸大学大学院医学研究科整形外科 修了
2014年4月 神戸大学医学部附属病院整形外科・リハビリテーション科介護育児時短医員
2023年4月 神戸大学大学院医学研究科リハビリテーション機能回復学 特命助教
所属学会・専門医
日本整形外科学会専門医
日本リハビリテーション医学会専門医・指導医

Interviewer 臼井俊揮  神戸大学医学部附属病院 リハビリテーション科専攻医

サンプルイメージ

職歴

2022年3月 琉球大学医学部医学科卒業
2022年3月 神戸労災病院 初期臨床研修医
2024年4月 神戸大学医学部附属病院 リハビリテーション科専攻医

代替文字
臼井先生
リハビリテーション科について教えてください。
 
代替文字
原田先生
リハビリテーション治療は、病気や怪我などで治療を必要とする患者さんに対して、機能障害や能力低下などの改善を促すリハビリテーション治療を行い、身体機能維持・改善、日常生活の自立や家庭・社会復帰を目指すことが目的です。リハビリテーション治療には、リハビリテーション科医、主診療科医、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、義肢装具士、看護師等の医療スタッフが連携する多診療科連携・多職種協働が大切です。リハビリテーション科医は主体的にそのチーム医療に関わっており、とても需要が高まっている科です。
 
代替文字
臼井先生
後期研修ではどのような事を行うのでしょうか?
 
代替文字
原田先生
神戸大学医学部附属病院を基幹研修病院施設とし、神戸市や播磨地域を中心とした連携施設での研修を行います。これらの施設をローテートすることで多彩で偏りのない充実した研修を行うことができます。神戸大学医学部附属病院では主に入院中患者のリハビリテーション診断・処方や、ICUにおける重症患者の早期離床を目的とした多職種での回診を日々行っています。がん患者、小児希少疾患、その他さまざまな疾患に対するリハビリテーション研究にも力を入れています。また、経験した症例について上級医の指導を受けながら学会発表も積極的に実施しています。
 
 
代替文字
臼井先生
医局の雰囲気やアピールポイントを教えてください。
 
代替文字
原田先生
神戸大学のリハビリテーション科は2012年に出来た比較的新しい科です。男女比が3:2と女性も多く、また若いスタッフが中心となっているため働きやすいです。私自身もそうですが、出産後に家庭と両立している女性医師や、育休を取得した男性医師もいます。何か困ったことがあってもすぐに相談しやすい雰囲気があります。大学院への進学者もおり、アカデミックに活躍することも出来ます。研修生活においてはonoffがはっきりしているためQOLが高くワークライフバランスがいいことがアピールポイントです。
 
  

CONTENTS

HOME