Interviewee 南陽香 神戸大学医学部附属病院精神科神経科 助教
職歴
2014年 愛媛大学医学部医学科卒業
2014年 神戸大学初期研修
2016年 神戸大学医学部附属病院精神科神経科 入局
2019年 恵風会高岡病院 医員
2021年 神戸大学医学部附属病院精神科神経科 医員
2024年 神戸大学医学部附属病院精神科神経科 助教
Interviewer 井上輝浩 神戸大学医学部附属病院精神科神経科
職歴
2023年 神戸大学医学部医学科卒業
2023年 社会医療法人愛仁会明石医療センター初期研修
2024年 神戸大学初期研修
2025年 神戸大学医学部附属病院精神科神経科 入局
大学の精神科ではどのような患者さんを診ていますか?
大学病院の精神科は、とても幅広い患者さんを診ているのが特徴です。うつ病や双極症、統合失調症など、精神科でよくみる疾患はもちろん、他院で治療に難渋しているような重症例も多く来られます。そうした患者さんに、電気けいれん療法や頭蓋磁気刺激療法といった大学ならではの高度な治療を実施することで、改善するケースも豊富に経験できます。また大学は身体科が揃っているので、手術後のせん妄や身体疾患・周産期などに伴うメンタルの問題など、身体科医療と深く関わるケースにも日常的に対応しています。児童思春期・依存症などの患者さんも多く訪れるため、興味のある領域を見つけたり、専門性を深めたりするチャンスがたくさんあります。加えて、司法精神医学や希少疾患など、一般病院ではなかなか経験できない症例を扱うこともあります。
どのようなキャリアプランがありますか?
大学病院を基幹とする専門医プログラムに沿ってキャリアを歩んでいくこととなります。一般的に1年目は大学病院からスタートし、2年目以降は精神科単科病院や総合病院をローテートすることによって精神保健指定医および精神科専門医取得に必要な症例を満遍なく経験することが可能です。ローテート先の病院の選択肢も多いので、依存症や児童思春期などのサブスペシャリティを志す方のご相談に乗ることができます。大学内はもちろん、関連病院にも医局の先輩がたくさんいるので、気軽に指導を受けることが出来るという点も大学の特色でしょう。また様々なライフイベントにも柔軟にご相談に乗ります。安心して精神科医としてのキャリアを積んでいただけるよう、最大限配慮しています。
最後に精神科を志す医師へ一言おねがいします
神戸大学の精神科は、患者さんにじっくり向き合う“丁寧な医療”と、若手をしっかり支える“温かい文化”が魅力の講座です。幅広い専門領域をもつスタッフが揃っているので、精神科の面白さをいろんな角度から体験することができますし、臨床でも研究でも、皆さんの興味やペースに合わせて成長をサポートします。皆さんと一緒に学び、悩み、成長できることを、心から楽しみにしています。