第56回 呼吸器外科

2023.10|診療科

Interviewee 眞庭 謙昌 神戸大学医学部附属病院 病院長 呼吸器外科学分野教授 呼吸器外科診療科長 
             神戸大学 副学長 
                                                日本呼吸器外科学会 副理事長                                                     

 

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職歴

昭和40年(1965)8月22日 島根県江津市に生まれる
昭和59年(1984)3月 島根県立浜田高等学校 卒業
平成2年(1990)3月 神戸大学医学部 卒業
平成2年(1990)6月 神戸大学医学部附属病院 研修医(第2外科)
平成3年(1991)6月 三木市立三木市民病院 研修医(外科)
平成4年(1992)6月 兵庫県立成人病センター レジデント(呼吸器外科)
平成5年(1993)6月 国立療養所兵庫中央病院 レジデント(外科、呼吸器外科)
平成6年(1994)6月 神戸大学医学部附属病院 第2外科 医員
平成13年(2001)5月 米国ニューヨーク市、Memorial Sloan-Kettering Cancer Center、分子生物学教室、Research Fellow
平成15年(2003)6月 神戸大学大学院医学系研究科循環動態医学講座 呼吸循環器外科学 助手
平成21年(2009)4月 神戸大学大学院医学研究科外科学講座呼吸器外科学分野 講師
平成24年(2012)12月 神戸大学大学院医学研究科外科学講座呼吸器外科学分野 教授
平成30年(2018)2月 神戸大学医学部附属病院 副病院長
令和3年(2021)2月 神戸大学医学部付属病院 病院長

【学会活動】
(国内)
日本呼吸器外科学会 副理事長(専門医、指導医)
日本外科学会 代議員(専門医、指導医)
日本胸部外科学会 評議員(認定医、指導医)
日本肺癌学会 理事、評議員
日本気管食道科学会 評議員
日本呼吸器内視鏡学会(雑誌「気管支学」 編集委員会 委員)
日本癌学会
日本癌治療学会
日本内視鏡外科学会
日本レーザー医学会
一般社団法人 神戸健康大学 理事

(国際)
American College of Chest Physician(米国胸部臨床医学会), Fellow 
American Association for Thoracic Surgery(米国胸部外科学会), Active Membership
American Society of Clinical Oncology(米国臨床腫瘍学会), Full Membership
World Journal of Gastrointestinal Surgery, Editorial Board Member
Thoracic Cancer, Editorial Board Member
Open Journal of Thoracic Surgery, Editorial Board Member
Cancer Translational Medicine, Editorial Board Member
The Associate Editor of the Journal of the Japan Society for Respiratory Endoscopy

Interviewer 久佐 一之介 神戸大学医学部附属病院 呼吸器外科 医員

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職歴

令和2年(2020)3月 神戸大学医学部 卒業
令和3年(2021)4月 神戸大学医学部附属病院 初期臨床研修医
令和5年(2023)4月 神戸大学医学部附属病院 外科専攻医

【所属学会】
日本外科学会
日本呼吸器外科学会
日本胸部外科学会
日本肺癌学会

代替文字
久佐先生
神戸大学の呼吸器外科ってどんなところですか?
 
代替文字
眞庭先生
若手メンバーが中心となって活躍している科です。呼吸器外科が教室として独立してからまだ10年ほどであり、当初は私を含めた若いメンバーで積み上げてきたという経緯があり、さらにのびしろがあると考えています。若い方々に参画していただいてしっかりとした組織を作り上げていく発展途上にありますので、今後もやる気とモチベーションに満ち溢れた皆さんにどんどん集っていただきたいです。
 
代替文字
久佐先生
呼吸器外科ではどのような研修ができますか?
 
代替文字眞庭先生
外科分野の一つとして、皮膚の縫合や外傷への対応といった外科全般の基本的な部分から研修してもらえます。そして、我々が専門に扱う肺という臓器はいわゆるバイタルオーガン、つまり生命の維持に重要な臓器であり、高い専門性を持った修練を受けていただけます。基本的な外科の修練から専門性の高いトレーニングまで一連の流れの中で研修が可能です。
また、バイタルオーガンを扱うので患者さんの全身管理をするトレーニングもしっかりでき、救急疾患などにも十分に対応できるようになります。
 
 
代替文字
久佐先生
科の雰囲気を教えてください。
 
代替文字
眞庭先生
若手中心の科ですので、明るく活発な雰囲気です。メンバーは前向きでしっかりと目標を持った方々が集まっています。それぞれが目標を持ちつつもチームとしては一つの方向を向いており、良い雰囲気の中で仕事をしてもらえていると自負しています。
 
代替文字
久佐先生
キャリアプランはどうですか?
 
代替文字
眞庭先生
昨今の働き方改革の中で医師の労働環境を第一に考えております。そのうえでキャリアを積み上げていただける環境を整えています。
先ほども申し上げたように呼吸器外科は高い専門性を持つ分野ですので、どこの病院であっても呼吸器外科専門医はニーズの高い存在です。当科で専門医取得までの修練を積んでいただければどこに行っても活躍できるような腕を身に着けてもらえると思います。
様々な診療科のそろった地域の基幹的総合病院で呼吸器外科医として活躍してもらうということを我々の目標としているので、そういったプランを持った先生方には最適な環境を提供できると思っています。
 
代替文字
久佐先生
最後に研修医や学生へメッセージを!
 
代替文字
眞庭先生
専門性の高い外科領域に興味のある方はぜひ我々の一員に加わっていただきたいです。当科では若いメンバーが切磋琢磨しながらお互いに尊敬しあいながら働いてきます。そこに参加していただいて、個々の力、そしてグループの力を高め合いましょう!
 
  

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