第62回 泌尿器科

2024.04|診療科

Interviewee   岡村 泰義 神戸大学医学部附属病院 泌尿器科 助教

 

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職歴

平成23年3月 神戸大学 卒業
平成23年4月 神戸大学医学部附属病院 初期臨床研修医
平成25年4月 神戸大学医学部附属病院 泌尿器科専攻医
平成26年4月 関西労災病院 泌尿器科 
平成28年4月 神戸大学医学部附属病院 泌尿器科 医員
令和4年4月 神戸大学医学部附属病院 泌尿器科 助教

    日本泌尿器科学会専門医
    日本泌尿器科学会指導医
    泌尿器腹腔鏡技術認定医

Interviewer  村田 和毅 神戸大学医学部附属病院 泌尿器科専攻医

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職歴

令和3年3月 香川大学 卒業
令和3年4月 神鋼記念病院 初期臨床研修医
令和5年4月 神戸大学医学部附属病院 泌尿器科専攻医

代替文字
村田先生
泌尿器科ってどんな科ですか?
 
 
代替文字
岡村先生
後腹膜臓器・生殖器におこる疾患に対する治療を行っています。具体的には、尿路腫瘍に加え、副腎腫瘍、腎移植、男性不妊症、性機能障害、尿路感染症、尿路結石および排尿障害など多岐にわたって治療しています。実際の臨床においては手術療法が中心となっており、近年では低侵襲手術であるロボット手術が占める割合が多くなっていますが、膀胱鏡や尿管鏡を用いた内視鏡治療や、他科と合同で行うダイナミックな開腹手術(腎癌の下静脈塞栓での血管置換手術、骨盤内蔵全摘術など)などもあり、幅広く行っています。また一方で再発例や転移症例に対しては抗癌剤や免疫チェックポイント阻害薬などを用いた内科的な側面もあり、単科のみで一貫した治療が可能なのが特徴で、とてもやりがいのある診療科であると思います。
 
 
代替文字
村田先生
研修内容について教えてください。
 
 
代替文字
岡村先生
神戸大学泌尿器科専門研修プログラムでは、4年間の研修期間中に神戸大学医学部附属病院と、兵庫県および大阪府下の関係病院(研修基幹病院[8施設]、関係研修病院[19施設])で、それぞれの特徴を生かした研修を受けることができます。主に、一般泌尿器科の研修ですが、小児泌尿器科、生殖医療、女性泌尿器科、腎移植なども施設により研修が可能です。また、ロボット支援手術を実施する病院が11施設に及んでおり、量的にも質的にも多彩な泌尿器科での専門的診療を研修することができます。
 
 
代替文字
村田先生
どのようなキャリアプランがありますか?
 
 
代替文字
岡村先生
4年間の研修医期間中に一般泌尿器科を習得した後には、様々あるサブスペシャリティの中から、最も興味のある部門の追及をすることができます。たとえば、低侵襲手術などの臨床を極めたり、泌尿器科癌に対する基礎研究に没頭したりすることも可能であり、さらに希望があれば、海外へ留学もすることもできます。大学院へは希望があれば後期研修医4年目から入学することが可能です。
 
 
代替文字
村田先生
最後にメッセージをお願いします。
 
 
代替文字
岡村先生
当科では現在35名の医師で構成されており、アットホームな雰囲気のもとで臨床・研究を行っています。手前味噌にはなりますが、雰囲気はナンバーワンと自負しております!現在、どの診療科に入局しようかと迷っておられる研修医の先生方あるいは学生さんへ、もし、泌尿器科であれば、さまざまな専門性(低侵襲手術、神経疾患、小児泌尿器科など)がありますので、入局した後からでも自分に最もふさわしい診療分野を選択することができ、後悔はないと思います。

当教室でともに働きませんか!いつでも気軽にご相談ください。
  

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