第二病棟 精神科神経科
部署紹介
第二病棟 精神科神経科
- 看護師数
- 24名(うち看護師長1名、副看護師長2名)
- 主な疾患と年齢層
- 主な疾患
・統合失調症
・うつ病や双極性障害などの気分障害
・アルツハイマー病をはじめとする認知症
・老年期精神疾患
・発達障害
・アルコール依存症
・摂食障害
・PTSDなどストレス関連障害の治療
※思春期~老年期まで幅広い年代と多彩な症状に対して治療が行われています。
- 治療と検査、処置
- ・精神療法
・薬物療法
・心理検査
・修正型電気痙攣療法
・アルコール依存症の集団教育プログラム
・摂食障害の集団教育プログラム
- 看護の特徴
- 第二病棟は、別名「清明寮」と呼ばれ、兵庫県下の総合病院精神科で、閉鎖病棟を有する数少ない施設として、高度な先進医療を実践するため身体合併を伴う患者さんも多く受け入れており、専門的な知識・技術だけではなく全身管理を行えることが求められます。
また、精神疾患をもった妊産婦の受け入れも積極的に行っており、その際には産婦人科・小児科と連携しながら、安全な分娩と産後のケアも行っています。
スタッフ全員で看護ケアを考え・学びながら看護実践ができるように創意工夫を行い、看護の楽しさを感じることができるような人材育成を目指しています。
- 部署での教育体制・サポート
- <部署研修・学習会など>
各種疾患への知識向上のために、精神科医師による疾患別学習会を定期的に開催しています。
【学習会の一例】
・精神科の薬物治療について(講師:病棟担当薬剤師)
・統合失調症について
・修正型電気痙攣療法(m-ECT)について
・気分変調症について
・認知症について
・アルコール依存症について
・摂食障害について
・急変時シミュレーション
<教育サポート>
教育指導者や実地指導者を中心として、すべてのスタッフで新人を支援しています。院内の部署外研修も積極的に活用し、部署内だけでは経験が困難な技術も習得できるよう支援しています。
- チーム医療
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医師、看護師、薬剤師、精神科作業療法士、精神保健福祉士ら、多職種の専門性を活かしながら、社会復帰に繋がる生活指導を行っています。
入院時から退院後の生活を見据え、退院支援につなげていけるように、退院支援カンファレンスを定期開催し、安心して生活できるように支援しています。必要時には地域のケアマネジャーや事業所責任者にも参加していただき、スムーズな社会復帰支援のために地域連携にも力を入れています。
- メッセージ
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こころとからだを支える役割を担うにあたり、楽しみながらより良い看護について看護を学習できるように工夫しています。閉鎖病棟というイメージは無く、四季折々の花や緑に囲まれており開放的で温かい雰囲気が漂っています。