第5回 腎臓内科

Interviewee 西 愼一神戸大学大学院医学研究科 腎臓・免疫内科学分野腎臓内科学部門 教授

学歴・職歴
1983年 新潟大学医学部卒
1983年 新潟大学医学部附属病院、信楽園病院で研修
1993年 新潟大学医学部附属病院第二内科・助手
1997年 新潟大学医師学総合病院血液浄化療法部・助教授
2010年 神戸大学医学部附属病院腎・血液浄化センター・特命教授
2014年 神戸大学大学院医学研究科腎臓内科・教授、腎・血液浄化センター長
所属学会・資格
日本内科学会 総合内科専門医 評議員
日本腎臓学会 腎臓専門医 理事
日本透析医学会 透析専門医
日本臨床腎移植学会 移植認定医 理事
日本移植学会 評議員
Interviewer 隈元 宣行 神戸大学医学部附属病院腎臓内科 内科専攻医

学歴・職歴
2016年 神戸大学医学部卒
2016年 加古川中央市民病院・初期研修医
2018年 明石医療センター腎臓内科・内科専攻医
2019年 神戸大学医学部附属病院腎臓内科・内科専攻医
所属学会・資格
日本内科学会
日本腎臓学会
日本透析医学会
腎臓内科ってどんなところ?

神戸大学の腎臓内科ってどんなところですか?

様々な腎臓疾患の外来および入院診療を行っています。また他科に入院中の血液透析の管理や、腎疾患や電解質異常の併診なども行っています。大学に所属する医局員は20名程度です。皆熱心で指導好きな先生が多いです。

神戸大学の腎臓内科ではどんな症例を経験することができますか?

様々な腎疾患を経験することができます。特に腎移植の症例数は比較的多く、当科のように様々な腎移植症例を経験できる施設は全国でもそれほど多くないと思います。また腎病理専門の病理医の先生とも連携しており、腎組織について深く考察された症例を学ぶことができます。それに加えて、他科に入院中の血液透析患者の管理なども行っており、一般的な腎臓病患者の管理についても診ることができます。 

神戸大学の腎臓内科ではどんな研修ができますか?

当科ではいくつかのグループに分かれて、診療を行っており、そのグループのどれかに所属してもらいます。
1人あたりの症例数はそれほど多くないですが、その代わりに病歴や身体診察、病態へのアセスメントなどについて1例ごとに細かく見ていきます。また腎臓病患者は他の臓器にも問題がおきるため、腎臓以外の病態の評価についても多く学ぶことができます。

最後にメッセージを

初期研修医時代は、医師としてどうあるべきかを考え、その基礎を形作る大事な時期です。
腎臓内科の対応している疾患病態は、様々な臓器と関連した複雑な病態が多く、幅広い知識を学ぶにはうってつけの診療科です。当科には熱いハートを持つ良き先輩医師がたくさんいますので、良き医師を目指すなら、是非一度腎臓内科の門を叩いてください。

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