第7回 呼吸器内科

Interviewee 立原 素子 神戸大学大学院医学研究科呼吸器内科学分野講師 呼吸器内科診療科長補佐

 

学歴・経歴
兵庫県明石市出身
2000年福島県立医科大学卒業
2000年より福島県立医科大学呼吸器内科入局
同大学の助教をへて
2011年より神戸大学呼吸器内科 助教
2019年より講師
2児の子供をもつワーキングママ
趣味は旅行とウィンドサーフィン
Interviewer 三村 千尋 神戸大学医学部附属病院 呼吸器内科 医員

学歴・経歴
2013年3月 徳島大学卒業
2013年4月 加古川医療センター入職
2015年3月 加古川医療センター退職
2015年4月 淡路医療センター入職
2019年3月 淡路医療センター退職
2019年4月 神戸大学医学部附属病院 医員 入職

私は今年から呼吸器内科の医員として主に病棟で働いていますが、とても居心地よく楽しく働かせていただいています。

呼吸器内科は細菌性肺炎や肺結核などの感染症、気管支喘息やCOPDなどの炎症性疾患、間質性肺炎、肺癌など幅広い疾患を診療する科です。病棟は2チーム制に分かれていて分担して診療しています。毎日朝と夕方にチームごとにカンファレンスを行い、患者様の状態や検査結果を一緒に確認し、治療方針を決めます。

疑問に思ったこともその日のうちに上級医に相談できますし、皆で診療しているという一体感もありますよね。そのほかに特徴的なことはありますか?

胸腔ドレナージや気管支鏡検査/胸腔鏡検査など手技も多いことも魅力の一つと思います。最適な診療を患者さんに提供するために、病棟・外来・気管支鏡検査カンファランスの3つカンファランスを行い、症例を共有しチームで診療を行っています。特に、毎週火曜日に気管支鏡検査前に行うカンファランスは、レントゲンなどの画像を学生や研修医の先生にも読影してもらっていて、勉強になると思いますよ。

女医さんが多く、話しやすい環境ですね。

そうですね。和気あいあいとなんでも言いやすい雰囲気かと思います。幼い子供を育てながら働いている女医さんも多いです。男性医師も積極的に子育てをしていて、幼稚園や学校行事での欠勤や発熱時に早退することもよくあります。それぞれの状況に応じて働ける人がしっかり働き成果を上げる、ワークシェアリングの考えでやっていますので、働きやすい環境だと思いますよ。

毎週楽しくとても勉強になっています!研修医の先生もきっと充実した生活が送れると思います。

何かわからないことがあったらいつでも聞きに来てください。呼吸器領域は、患者さんが多いわりに専門医が少ない、引く手あまたの“旬”の領域です。皆様と一緒に働けることを楽しみにしています。

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