A　消化器内科には現在56名の医師が所属しています。若い世代が多く、活気に満ち溢れているのが特徴です。大きく分けると、消化管グループ(内視鏡治療グループ・化学療法グループ・炎症性腸疾患グループ)、胆膵グループ、肝グループに分かれているのですが、各グループは垣根なく一丸となって患者さんの診療に携わっています。また各分野の専門性が高く、大学病院ならではの稀な疾患に触れられることはもちろん大きな特長ですね。毎日多くの内視鏡検査・治療をしていて、光学診療部は内視鏡医の熱気に溢れています。さらには教育・研究にも力をいれていて、積極的に学会発表や論文作成を行っています。研修医の先生にも指導医の熱い全面バックアップのもと積極的に発表してもらっていますよ。

A　消化管、胆膵、肝それぞれの領域において、良性疾患から悪性疾患に至るまで多岐に渡る疾患を診ています。消化管出血や胆石症、急性肝不全など急性疾患が多いのも特徴で、フットワーク軽く、幅広い患者さんを受け入れています。大学病院でしか経験できないような希少疾患ばかりと思われがちですが、いわゆるcommon diseaseに触れる機会も多く、一般内科としてのスキルアップもしっかりできますよ。

A　限られた研修期間で出来るだけ多くの経験ができるようプログラムしています。できるだけ複数のグループをローテートし、主治医団の一員として最前線で担当患者さんの診療に当たります。内視鏡検査・治療には積極的に参加してもらい、内視鏡の面白さを肌で感じてもらいます。毎週火曜の症例カンファレンスでは、学生・研修医が入院患者のプレゼンテーションをします。上級医から熱く指導してもらえるので、症例の理解を深めるのに役立っていますよ。毎週月曜の臨床・研究カンファレンスでは、症例検討やミニレクチャ―、抄読会を行っていて、最新のトピックスを学んだり基礎研究の奥深さを垣間見ることもできますよ。

A　とても明るく活気に溢れていて、医師同士だけでなくコメディカルの方々とも積極的にコミュニケーションを取りながらチーム医療を実践しています。またベテラン医師は若手医師の指導にとても熱心で、医学的なことはもちろん、自身の進路やプライベートなことまで親身に相談に乗ってくれる先生が多いのも特徴ですね。

A　もちろん当科には女性医師もたくさんいます。現在は14名の女性医師が在籍しています。消化器内科には内視鏡検査・治療だけでなく、腹部超音波検査、化学療法、予防医療に至るまで幅広い分野が存在し、働き方は多種多様です。もし女性医師として出産や子育てなどライフワークバランスに関して気になることがあるようなら、当科にはたくさん先輩医師がいますので、遠慮なく相談して頂ければ親身になって応じてくれるはずですよ。

A 初期研修・後期研修はその後の医師としての基礎となる大事な時期です。当院の消化器内科では各分野にエキスパートがおり、最先端の教育を提供しています。その後の進路も含め若手医師をサポートする体制が整っていますので、消化器内科に興味のある学生・研修医の方々、是非ご連絡ください！