第24回  小児外科

Interviewee 大片 祐一 神戸大学医学部附属病院 小児外科 病院講師

学歴
出身高校:大阪府立北野高等学校
卒業大学:香川医科大学医学部医学科
医学博士:神戸大学大学院医学研究科外科学講座小児外科学分野(平成24年)

職歴
2004年4月  医療法人愛仁会高槻病院  初期臨床研修医
2006年4月  医療法人愛仁会高槻病院  後期研修医(外科)
2007年4月  姫路赤十字病院      小児外科 医師
2010年4月  神戸大学医学部附属病院  小児外科 医員
2011年5月  神戸大学医学部附属病院  小児外科 特定助教
2012年4月  兵庫県立こども病院外科  Fellow
2013年4月  兵庫県立こども病院外科  医長
2014年4月  兵庫県立こども病院外科  医長 (Chief Resident)
2014年10月  兵庫県立こども病院外科  医長(Attending Surgeon)
2017年6月  神戸大学医学部附属病院  小児外科 助教
2017年12月  神戸大学医学部附属病院  小児外科 病院講師

留学歴
2015年5月  Seattle Children’s Hospital / Washington University (Seattle, USA)
2016年12月  Vietnam National Children’s Hospital (Hanoi, Vietnam)
2019年3月  Severance Children’s Hospital / Yonsei University (Seoul, Korea)
2019年5月  Vietnam National Children’s Hospital (Hanoi, Vietnam)
2019年8月  Queen Sirikit National Institute of Child Health (Bangkok, Thailand)
2019年9月  Boston Children’s Hospital / Harvard Medical University (Boston, USA)

資格
日本小児外科学会指導医・専門医
日本内視鏡外科学会技術認定医
日本外科学会外科指導医・専門医
日本周産期新生児学会認定外科医
小児がん認定外科医
がん治療認定医

所属学会
日本小児外科学会(評議員)
日本外科学会
日本内視鏡外科学会
日本周産期・新生児医学会
日本小児血液・がん学会
日本小児外科学会近畿地方会(評議員)
日本小児科学会近畿地方会

Interviewer 吉永 駿   神戸大学医学部附属病院 小児外科 医員

学歴:
出身高校:長崎 青雲学園
卒業大学:神戸大学医学部医学科

職歴:
2017年4月 三井記念病院 外科コース (初期研修)
2019年4月 明石医療センター (外科)
2020年4月 現職

所属学会
日本小児外科学会
日本外科学会

小児外科ってどんなところ?

 

 

小児外科の診療内容はどんなものですか?

 
 

小児外科は生まれたての赤ちゃんから16歳を中心に外科治療(手術で治す)を行う診療科です。専門分野の細分化が進んでいる中で、脳神経外科、心臓外科、整形外科的疾患を除くすべての領域の外科疾患を扱いますし、こどもから成人期への移行期医療や成人も含めた重症心身障碍児・者の外科治療も行う、ある意味「究極の一般外科」だと思います。
こどものこれからの長い人生に思いを馳せて、成長や発達も考えながら治療を計画することができるやりがいのある診療科です。ニッチな領域ですし、少子化の時代ではありますが、今後も必要な診療科です。他診療科との懸け橋としての役割も大きいと思いますね。

 
 

何人くらいの先生が所属されていますか?出身大学は?

 
 

神戸大学小児外科の関連施設としては大学病院のほかに、兵庫県立こども病院、加古川中央市民病院、愛仁会高槻病院、姫路赤十字病院があり、神戸大学小児外科グループの医局員は30人弱です。出身大学は本当に様々ですね。神戸大学、東京大学、福井大学、徳島大学、香川大学、岡山大学、高知大学、昭和大学、大阪医大、福島県立医科大学、熊本大学、京都府立医科大学、奈良県立医科大学などです。

 
 

神戸大学の小児外科の特徴はありますか?

 
 

特徴はいろいろとあります。まずは、誠実に小児医療に向き合って、こども達とその家族にとって本当にいいと思うことを皆で力を合わせてやろうというそんな当たり前のことが当たり前にできる雰囲気です。また、そういう気概がある人、思いやりがある人が集まってきています。「こども達のためにみんなで力を合わせて頑張っている!」という実感を持ちながら仕事ができますよ。診療科長の尾藤祐子先生は真面目に小児医療に向き合っておられるし、働き方改革も含めて部下のこともよく考えてくれるので、パパさん・ママさん外科医達が家庭と両立しながら働けています。「類は友を呼ぶ」でその想いに共感する人たちが集まってきているので将来が楽しみですね。
 診療面では、神戸大学グループの小児外科は歴史的に小児気道疾患の治療経験が豊富で、主に神戸大学病院・兵庫県立こども病院・高槻病院で声門下腔狭窄症や気管狭窄症の気道再建術を行ったりしています。最近では新生児に対する胸腔鏡・腹腔鏡手術を積極的に行っていますし、小児ロボット支援手術についても5年以上前から取り組んでいます。また様々な企業や他大学と小児外科手術教育や新しいデバイスの開発を視野に入れた共同研究をしています。

 
 

最後に、研修医の皆さんに一言。

 
 

とにかく手術がしたい!という人には物足りない診療科かもしれませんが、なんでもやってみたい、こどもが好き(好きでなくても助けてあげたいなと思う人)な人にとってはとても面白くやりがいのある診療科だと思います。是非、仲間となって一緒に楽しく頑張りましょう!

 

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