第30回  産科婦人科

Interviewee  寺井 義人 神戸大学医学部産科婦人科学分野婦人科先端医療学部門 特命教授

【略歴】
平成4年3月 福井大学医学部 卒業
平成10年4月 東北大学加齢医学研究所腫瘍循環分野に国内留学
平成16年10月 米国コロラド州立大学病理学教室留学
平成18年6月 大阪医科大学 講師(産婦人科学教室)
平成26年7月 大阪医科大学准教授(産婦人科学教室)、産科・生殖医学科科長
平成30年12月~神戸大学医学部産科婦人科学分野婦人科先端医療学部門 特命教授
現在に至る。
【所属学会等】
日本婦人科腫瘍学会(理事)
日本産科婦人科内視鏡学会(理事)
日本産婦人科手術学会(理事)
日本婦人科ロボット手術学会(理事)
日本臨床細胞学会〈評議員〉
日本内視鏡外科学会〈評議員〉
日本産婦人科乳癌学会(評議員)
日本癌治療学会、日本癌学会
【資格・免許等】
日本産科婦人科学会専門医・指導医
日本婦人科腫瘍学会専門医・指導医
日本がん治療認定医
日本臨床細胞学会細胞診専門医
日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医
日本内視鏡外科学会技術認定医
 

 

Interviewer   久保田いろは 神戸大学医学部附属病院 産科婦人科専攻医

 

 

【略歴】
平成31年3月 神戸大学医学部卒業
平成31年4月 兵庫県立淡路医療センター 初期臨床研修医
令和3年4月 神戸大学医学部附属病院 産科婦人科専攻医

 

産科婦人科ってどんなところ?

 

 

神戸大学産科婦人科の研修内容について教えて下さい

 
 

1年目は大学、2年目3年目は連携施設での研修となります。
大学では、半年ずつ産科、婦人科をローテーションします。婦人科では、婦人科悪性腫瘍手術や化学・放射線治療など、産科では、産科救急、前置胎盤や合併妊娠、不育症など大学ならではの症例が豊富です。
県を超えて遠方から来られる患者さんもいらっしゃいます。大学で産婦人科医の基礎を固めた上で、2年目以降は2箇所の関連教育病院で1年ずつ、計3年の専門研修で専門医をと手頂く事を考えています。ただし専門研修中に妊娠、出産も珍しくありませんので、その際は適宜調整します。県の養成医師の方も我々の研修プログラムに参加することが出来ます。その場合は最初3年間は県の人事により異動し、4年目に大学で研修した後専門医を取得して頂く形になります。
くわしくはホームページ(https://www.med.kobe-u.ac.jp/obgyn/staff.html)をご参照下さい。教室の紹介ビデオも掲載していますのでご覧頂ければと思います。

 
 

キャリアプランは?

 

 

まず、専攻医の間に、産科と婦人科の一般的な臨床を見て、幅広く学びます。専門医を取った後は、興味を持った分野があれば、大学院へ進学し、理解を深めたり、研究したりして、学位を取ることができます。並行して、婦人科腫瘍専門医、周産期専門医、生殖医療専門医、内視鏡認定医など、サブスペシャリティをとることができます。産科婦人科医になってからも生涯に渡り学び成長していくことができ、また1人の女性の一生に関われることが産婦人科の魅力です。 また、手術、分娩、内分泌、女性ヘルスケアと幅広い分野があり、内科的なことも外科的なこともしている科で、学生の時に学んだ色々な知識を生かすことができる、学問的にも興味深い診療科だと思いますし、それぞれの人に応じた色んなキャリアプランを選択できるのではないかと思います。

 
 

産婦人科の医局の雰囲気は?

 
 

神戸大学産婦人科はメリハリのある雰囲気の中で働いています。疾患や手術に関しては妥協することなく、とことん皆でカンファレンスを行い、真摯に症例に向き合って日々診療をしています。一方で、フレンドリーな先生も多く、学年を超えて意見を出し合いながら明るく楽しく仕事をしています。当直も多い産婦人科ですが、その分日常業務はできるだけ時間外に入らないように、時間外は当直医が担当するなどの対応で、十分な私生活の時間も取っていただけるよう考えています。若手の先生達は、コロナ禍で今はできないことも多いのですが、普段はみんなで良く学び、良く食べて、良く寝て、良く遊んでいるようです。

 
 

出産、育児との両立はできますか?

 
 

育児をしながら働いている女性医師も多いです。
家族のサポートも重要ですが、職場のサポートも必要です。神戸大学の院内保育は、生後42週から受け入れ可能なので、産後早期に復帰することができたという新米お母さんも居ます。また、延長保育も可能(最長で朝7時半から夜8時まで)なので、手術で遅くなりそうな日も安心です。教室のサポートも充実しています。 担当医制ではなくチーム診療をしているので、平日日中の授乳や休日回診などの負担を軽減したりしています。産休後の復帰の仕方も個別に対応しており、時短勤務や外来診療のみ、当直免除などのその人にあった働き方を提供しいます。日常の業務でも、できるだけカンファレンスも遅い時間にならないようにするなど、お母さんへの配慮を行っています。 もちろん、旦那さんやご両親のサポートも大変重要だとは思いますが、教室のみんながサポートしてくれると思います。サポートをしてもらった方が、次のサポート役に回ることで、良い環境を整えたいと考えています。

 
 

最後にメッセージを

 
 

産婦人科領域は腫瘍・周産期・生殖医療・ヘルスケアの広い領域をカバーする診療科です。
産婦人科に入った後でも自分に最もふさわしい診療分野を選択することができます。
ぜひ、神戸大学産婦人科専門研修プログラムで、我々と一緒に女性の様々なライフステージをトータルにサポートする産婦人科医専門医を目指しませんか。

 

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