第34回 リハビリテーション科

Interviewee:酒井 良忠  神戸大学大学院医学研究科リハビリテーション回復学 特命教授

 

学歴及び職歴
1996年3月神戸大学医学部医学科 卒業
2001年3月神戸大学大学院医学研究科修了博士号(医学博士)取得

2001年1月 The Cleveland Clinic Foundationリサーチフェロー
2004年1月 神戸大学医学部附属病院 整形外科 医員
2007年4月 神戸大学大学院 医学研究科 整形外科学 助教
2009年4月 姫路獨協大学医療保健学部 教授
2011年10月 姫路獨協大学医療保健学部 学部長(兼任)
2012年4月 神戸大学大学院医学研究科 リハビリテーション機能回復学 特命教授
2012年5月 神戸大学医学部附属病院 リハビリテーション部 部長(兼任)
2013年4月 神戸大学医学部附属病院 リハビリテーション科 診療科長(兼任)

認定医など
日本リハビリテーション医学会 リハビリテーション科専門医、指導責任者、代議員
日本リハビリテーション医学会近畿地方会 代表幹事
日本整形外科学会 専門医、指導医
日本整形外科学会 認定スポーツ医
日本整形外科学会 運動器リハビリテーション医
日本リウマチ学会 指導医、専門医、評議員
日本リウマチ財団 登録医
日本骨粗鬆症学会 専門医、評議員
日本体育協会公認スポーツドクター

 

Interviewer:清水礼那 神戸大学医学部附属病院 リハビリテーション科 専攻医

学歴及び職歴
2013年3月 白陵高等学校 卒業
2019年3月 兵庫医科大学医学部医学科 卒業
2021年3月 神戸大学医学部付属病院 たすきがけコース 研修修了
2021年4月 神戸大学医学部付属病院リハビリテーション科 所属
日本リハビリテーション医学会 所属

 

リハビリテーション科ってどんなところ?

 

リハビリテーション科とはどのような科なのでしょうか?

リハビリテーション科は、病気や怪我などで治療を必要とする患者さんに対して、機能障害や能力低下などの改善を促すリハビリテーション治療を行い、身体機能維持・改善、日常生活の自立や家庭・社会復帰を目指すことを目的としています。リハビリテーション治療は、リハビリテーション科医、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、義肢装具士、看護師等のメディカルスタッフが連携するチーム医療が大切です。リハビリテーション科医は主体的にそのチーム医療に関わっており、とても需要が高まっている科です。

後期研修ではどのような事を行うのでしょうか?

神戸大学医学部附属病院を基幹研修病院施設とし、神戸市や播磨地域を中心とした連携施設での研修を行います。これらの施設をローテートすることで多彩で偏りのない充実した研修を行うことができます。神戸大学医学部附属病院では主に入院中患者のリハビリテーション診察・処方や、重症患者の早期離床を目的としたICU回診と呼ばれるカンファレンスを麻酔科医・看護師・栄養士・理学療法士が合同で日々行っています。その他にも様々な研究を行いながら、経験した症例について上級医の指導を受けながら学会発表も積極的に実施しています。

医局の雰囲気やアピールポイントを教えてください。

神戸大学のリハビリテーション科は2012年に出来た比較的新しい科です。男女比が3:2と女性も多く、また若いスタッフが中心となっているため働きやすいです。なにか困ったことがあってもすぐに相談しやすい雰囲気があります。大学院に進むスタッフもおり、アカデミックに活躍することも出来ます。研修生活においてはon・offがはっきりしているためQOLが高くワークライフバランスがいいことがアピールポイントです。

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