ごあいさつ

神戸大学医学部附属病院放射線部長 高橋 哲

神戸大学医学部附属病院放射線部のホーム−ページをご閲覧いただき、誠にありがとうございます。

 我々の放射線部は、放射線、X線を用いた検査をはじめ、磁石を用いたMRI検査、核医学検査など、様々な画像検査により体内の情報を得て診断を行う画像診断部門、放射線を用いて様々な腫瘍などの治療を行う放射線治療部門、画像診断技術を用いてカテーテルや特殊な針を体内に誘導し、様々な病気を治療する血管造影(IVR)部門などから構成されています。いずれも、体の内部を、直接ではなく間接的に、観察・治療するため、体への負担が小さいことが特徴です。近年の機器、器具、技術の進歩は著しく、皆様からの要望が非常に大きく高まっている部門であると自覚しております。

 このホームページをご覧いただくと、非常に精細で、美しいとさえ言えるような画像から、ぼんやりとした影絵のような画像まで、様々な画像があることにお気づきになるでしょう。これらはいずれも、それぞれの目的のために最適とされているものです。美しい画像、高価な検査が、必ず良い検査であると単純には言えません。放射線部の検査や治療は多種多様にわたるため、数多くの選択肢の中から最適な方法を選ぶ必要があります。その判断には、画像診断や治療に対する専門的かつ幅広い知識や技術が必要であり、その専門集団として私ども放射線部があります。このホームページが、皆様がお受けになる検査や治療について、その必要性、特徴や限界を理解していただくお手伝いとなることができれば幸いです。

 また、画像診断や放射線治療、IVRをご依頼になる医療従事者の方への思いも、検査をお受けになる方々へのものと同じです。多岐にわたる放射線部の検査・治療には、特徴と限界があります。私どもに求められているのは、画像ではなく画像診断、治療行為ではなく治療効果である認識しております。目的に応じた検査・治療の適応、手技・手法を考える上でのお手伝いをできればと考えます。

 そして最後に、放射線部の仕事に興味を持ってこのホームページをご覧になった方へ。このように放射線部では日進月歩の技術が直接反映される手技、手法を用いるため、常に医療技術の最先端にいることができます。患者さんに直接関わると共に、診療科の支えともなる重要な立場で、やりがいのある仕事です。一人でも多くの方が、放射線部門に興味を持っていただければ幸いです。

診療放射線技師長 日下 亜起子

平成28年10月より、診療放射線技師長を拝命することとなりました。

 

 放射線部は平成26年度の低侵襲棟への部分移設・増設を経て平成27・28年の一般撮影エリアの改修・機器更新、PET-MRIの導入、3Dプリンタの導入と、大きく様変わりしています。さらに平成29年にはポートアイランドに国際がん医療・研究センター(仮)を開設することとなり、かつてない変革の時を迎えています。このようなタイミングで診療放射線技師長となることに対し、身の引き締まる思いとともに大きなやりがいも感じています。


 現在、私ども診療放射線技師も50名を超す大所帯となってまいりました。スタッフはそれぞれ、日々の臨床における技術の習得はもとより、国内外の各種学会への参加を含めた学術研究、専門技師・認定資格の取得などの自己研鑚を行い、そのフィードバックによってさらに質の高い、安心で安全な医療の提供を心掛けております。

 また、平成7年の兵庫県南部地震で被災した病院としての過去の経験も踏まえ、災害派遣(D-MAT)の活動にも積極的に取り組み、災害時の医療支援も行っています。


 時代とともに科学が進歩し、新しい技術・医療機器が開発されても、医療の中心は患者さんです。私どもは医療の基本である「ホスピタリティ」を念頭に、本院の基本理念の第一である「患者中心の医療」が十分実践できるよう、これからも尽力していく所存です。

 皆さまのご協力・ご指導のもと、「患者さんにやさしい医療」の充実のため日々歩んでまいりますので今後ともよろしくお願いいたします。

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