受診される方へ

産科婦人科

患者さまへのお知らせとお願い

初診の受付は、午前8時30分〜11時までです。当院は特定機能病院であり、がん健診は実施しておりません。現在かかられている医療機関からのご紹介を原則としておりますことをご容赦ください。初診の予約をかかりつけ医より行っていただくことで、混雑しております外来の待ち時間の短縮に努めております。初診の方は基本的に初診外来で診察させて頂きます。専門外来受診希望の方は、専門外来宛て紹介状をご持参下さい。詳細につきましては神戸大学医学部附属病院患者支援センターのページをご覧下さい。
デュシェンヌ型筋ジストロフィーの出生前診断につきましては遺伝子診療部のホームページhttp://www.hosp.kobe-u.ac.jp/iden/をご覧下さい。
また、当教室ホームページhttp://www.med.kobe-u.ac.jp/obgyn/index.htmlもご参照ください。

診療科の概要と取り扱う疾患

神戸大学産科婦人科では、産科・周産期医療、生殖医療(不育・不妊症)、婦人科腫瘍、更年期医療など、それぞれの専門医が連携して先端医療の提供に取り組み、診療を行っています。

□ 産科・周産期医療
 糖尿病、高血圧、甲状腺機能異常、血液疾患、自己免疫疾患などの合併症、ならびに妊娠高血圧症候群、切迫早産、子宮内胎児発育遅延、高齢妊娠などのハイリスク妊娠の診断と管理、ならびに出生前医療、胎児治療に実績を上げています。小児科NICUと連携して一貫した母児管理を行っています。胎児異常が疑われる症例には超音波断層法、MRIなどの画像診断を行い、そして遺伝子診療部と連携しながら遺伝カウンセリングを実施することもあります。絨毛採取・羊水検査による遺伝子診断・染色体核型分析等の「出生前遺伝子診断」も行っております。産科出血に対しては、放射線科の協力のもと経カテーテル的動脈塞栓術(UAE)による治療も行っており、前置胎盤、低置胎盤症例の分娩も数多く取り扱っています。

□ 生殖医療(不育・不妊症)
 新しい生殖補助技術を用いた不妊治療を積極的に行っています。反復流産や習慣流産を含めた不育症(流産や死産を繰り返して健康な児が得られない症候群)については、専門外来で種々の原因精査を行い、最も適切な治療法を個別に決定しています。

□ 婦人科
 女性のがんのうち、おもに子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がんの診断と治療を担当しています。それぞれの病気の診断から手術治療・抗がん剤治療・ホルモン療法にいたるまで幅広く行っています。ひとりひとりの患者さんに対する治療方針については、毎週月・木曜日の婦人科症例カンファランスでくわしく検討するとともに、放射線科治療グループとの合同カンファランスを毎週水曜日に、そして病理部との合同カンファランスを毎週水曜日に行っています。このように当科では、婦人科腫瘍専門医のみならず、放射線腫瘍専門医、病理診断学専門医とチームを組んで、最適な治療方針を決定し、それを安全に行うシステム(集学的治療)を構築しています。
 手術に関しては、根治性はもちろん、術後のQOLにも留意した手術(自律神経温存広汎子宮全摘術、妊孕能温存手術など)を目指しています。集学的アプローチのなかで、エビデンスにもとづいた治療方針を中心としますが、ひとりひとりの患者さんの状態を個別に評価した上でよく説明し、納得していただける治療をめざしています。
 婦人科病棟ではクリニカルパスを導入しており、患者さんにも主体的に治療に参加していただいています。そして、われわれ婦人科医師はもちろん、看護スタッフ、病棟専属の薬剤師がチームを組んで、患者さんが中心にいる医療を目指しています。
 最近では高齢、またはさまざまな合併症を有する患者さんが多く、そのような方に対しては、当院内科で合併症治療を行いながら婦人科疾患の治療を行います。また腸管や泌尿器系の合併切除が必要となる進行癌の患者さんに対しては、関係各科とともに根治的な手術を行うような機会も増えています。さらに女性特有の病気のすべて、すなわち良性腫瘍(子宮筋腫、子宮内膜症など)、感染症、ホルモン分泌異常、更年期障害、骨粗しょう症などさまざまな疾患の患者さんを対象としています。
 子宮内膜症、卵巣のう腫、子宮外妊娠などに良性の病気に対しては、腹腔鏡手術を積極的に行っています。子宮筋腫に対する腹腔鏡補助下子宮摘出術・子宮筋腫核出術ならびに子宮鏡手術も行っています。子宮脱などの性器脱に対する手術は、従来からある方法に加えて、メッシュ(人工物)を用いた新しい術式も行っております。また、先天性腟欠損症に対しては、手術の負担が少ない人工真皮を用いた腹腔鏡補助下造腟術を行っています。

□ 更年期医療
 更年期障害、骨粗鬆症ならびに高脂血症に対しては特に中高年外来を開設 (第1・3火曜日のみ) し、個々の症例に十分時間をとりながら、骨代謝マーカーの測定や全身骨塩量測定器(DEXA)による骨密度測定を行っています。治療はホルモン補充療法(HRT)や自律神経調整剤、漢方薬、骨代謝改善剤、高脂血症改善剤等を有機的に併用して中高年女性の全身的健康管理に取り組んでいます。

得意とする診療内容

産科・周産期医療では、特に母子感染症として重要なサイトメガロウイルスとトキソプラズマの妊婦スクリーニングにも注力しており、妊娠中の初感染の診断、胎児治療に実績があります。
生殖医療(不育・不妊症)では、難治性不妊・不育症の新たな治療法として、4回以上流産を繰り返す習慣流産症例では同意を得て免疫グロブリン療法を行っており、良好な成績をあげています。従来の治療法(低用量アスピリン+ヘパリン)によっても健康な児が得られない治療抵抗性抗リン脂質抗体症候群の人に対して、免疫修飾剤を加えた治療を行っています。
婦人科腫瘍グループでは、難治性婦人科癌の集学的治療を行い、がんの根治とQOLの両立を目指した治療を心がけています。

診療日と担当医

区分
初診 山田 山田 蝦名 蝦名 [腫瘍・コルポ] 宮原
再診 山田 [不育]
鈴木 [腫瘍]
長又[月曜婦人科・女性ヘルスケア]
谷村[妊婦2]
今福 [妊婦][子宮卵管造影]
遺伝カウンセラー[NIPT]
山田 [不育・遺伝]
若橋 [女性医学]
窪田[婦人科]
森實[火曜産科]
今福[火曜産科A]
遺伝カウンセラー[NIPT][午後]
蝦名 [腫瘍・婦人科]
村田[内視鏡手術]
出口 雅[妊婦]
白川 [妊婦]
宮原[絨毛性疾患]
平久 [NIPT]
上中[婦人科]
市橋 [腫瘍]
谷村 [妊婦]
森實 [妊婦]
遺伝カウンセラー[NIPT][午後]
鈴木[術前・内膜症]
出口 雅 [妊婦・不育]
村田 [女性ヘルスケア・コルポ]

内田[産後・家族]
施[産後・家族]

スタッフ紹介と主な専門分野

氏名・役職 専門領域 資格等 備考
山田 秀人
教授
周産期医学
遺伝学
不育症
生殖免疫学
日本産科婦人科学会専門医・指導医
母体保護法指定医
日本生殖医学会生殖医療専門医
臨床遺伝専門医
日本生殖免疫学会理事
日本母性衛生学会理事
日本産科婦人科栄養・代謝研究会理事
日本妊娠高血圧学会理事
日本産婦人科感染症学会副理事長
日本産科婦人科学会理事
松尾 博哉
保健学科教授
更年期医学
生殖・内分泌
日本産科婦人科学会専門医
母体保護法指定医
 
蝦名 康彦
准教授
婦人科腫瘍学
悪性腫瘍手術
婦人科病理・細胞診断学
遺伝学
日本産科婦人科学会専門医・指導医
日本婦人科腫瘍学会専門医・暫定指導医
日本臨床細胞学会専門医
臨床遺伝専門医
生殖医療に関する遺伝カウンセリング受入れ可能な臨床遺伝専門医
日本がん治療認定医機構認定医
日本がん治療認定医機構暫定教育医
FIAC(Fellow;International Academy of Cytology)
日本産科婦人科学会代議員
近畿産科婦人科学会評議員
日本婦人科腫瘍学会評議員・ガイドライン委員会幹事
日本臨床細胞学会評議員・教育委員
JGOG広報委員
日本生殖免疫学会評議員
宮原 義也
講師
診療科長補佐
婦人科腫瘍学
婦人科化学療法
悪性腫瘍手術
日本産科婦人科学会専門医・指導医
日本婦人科腫瘍学会専門医
日本産科婦人科学会代議員
近畿産科婦人科学会評議員
出口 雅士
特命教授(地域社会医学・健康科学講座)
周産期医学
不育症
日本産科婦人科学会専門医
母体保護法指定医
 
谷村 憲司
講師
周産期医学 日本産科婦人科学会専門医・指導医
母体保護法指定医
日本新生児・周産期医学会新生児蘇生法インストラクター
近畿産科婦人科学会周産期研究部会委員
森實 真由美
講師
周産期医学
生殖・内分泌
内視鏡手術
日本産科婦人科学会専門医・指導医
母体保護法指定医
日本新生児・周産期医学会新生児蘇生法インストラクター
 
若橋 宣
助教
外来医長
婦人科腫瘍学 日本産科婦人科学会専門医
日本婦人科腫瘍学会専門医
臨床遺伝専門医
日本がん治療認定医機構認定医
 
鈴木 嘉穂
助教
婦人科病棟医長
周産期医学 日本産科婦人科学会専門医
日本新生児・周産期医学会新生児蘇生法インストラクター
 
今福 仁美
特命助教
婦人科一般 日本産科婦人科学会専門医
母体保護法指定医
 
前澤 陽子
助教
周産期医学 日本産科婦人科学会専門医  
森上 聡子
特定助教
周産期医学 日本産科婦人科学会専門医  
白川 得朗
特定助教
周産期医学 日本産科婦人科学会専門医  
上中 美月
特定助教
周産期医学 日本産科婦人科学会専門医  
長又 哲史
特定助教
周産期医学 日本産科婦人科学会専門医  

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