心臓血管外科では心臓・大血管・末梢血管の手術を行っています。人工心肺を使う手術が多いのですが、最近では小開胸手術や経カテーテル大動脈弁留置術、ステントグラフト内挿術など低侵襲手術も増えてきています。「手術が長い」「術後も大変」と思われがちですが、低侵襲化や他科との連携により負担は減っています。皆さんの中には「興味はあるけど体力とか自信がない」という人もいると思います。私は5回生のとき冠動脈バイパス術を見て興味を持ちました。初期研修でローテートしたものの、専門とするにはためらいがありました。しかし手術に参加するのは楽しく、年を追うごとに少しずつ執刀させてもらうことが励みになりました。ラグビー部ではなく文化部出身の私ですが、現在11年目に至るまで働き続けられています。外科・心臓血管外科に少しでも興味のある人はぜひ見学に来てください。（文責：後竹康子）
+初期・後期研修相談窓口担当者+
中井 秀和 Email:geka2@med.kobe-u.ac.jp