小児外科は生まれたての小さな赤ちゃんから高校生ぐらいまでを対象として外科手術を行う科です。鼠経ヘルニア・急性虫垂炎・臍ヘルニアなどから肺切除・胆道拡張症手術・直腸肛門奇形に対する肛門形成術・神経芽腫などの腫瘍切除術まで扱う疾患は多岐にわたります。小児外科医はただ手術をするだけでなく、術前診断から周術期管理、術後管理と小児の総合外科的な側面があり、実際の臨床現場ではこどもの全身管理を必要とします。外科的知識・技能だけではなく、臨床総合力が試される科でもあります。また、その子の長い人生に思いを馳せながら診療に当たる必要があります。神戸大学小児外科グループは気道疾患(声門下腔狭窄・気管狭窄症など)についてはすでに全国トップレベルの実績がありますが、内視鏡手術を含めた低侵襲外科治療や新たな新生児外科手術治療の開発にも力を入れています。また研究面では、ヒルシュスプルング病の原因遺伝子の同定、気道疾患に対する新たな診断方法と治療法の開発、病理学教室での研究、外科侵襲モデル動物の作成など、多岐にわたります。手術を極めたい、内科的なこともしたい、研究もしたい、プライベートも充実させたい、様々な働き方ができる診療科です。やりがいは十分に感じられます。見学・相談・ご質問等、いつでも対応しますので、気軽にメールしてください。待ってます!!

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+相談窓口担当者+
大片祐一(おおかた ゆういち)email: yuichi.okata@gmail.com
尾藤祐子(びとう ゆうこ)email: byuko1023@gmail.com

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