神戸大学 医学部附属病院

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診療の特色

言語聴覚療法・摂食嚥下機能療法

言語聴覚士は、ことばによるコミュニケーションの問題や、食べ物を食べたり飲み込んだりすることの問題に対して、言語聴覚療法や摂食嚥下機能療法を行うリハビリテーション専門職です。この言語聴覚療法や摂食嚥下機能療法は、医師・歯科医師・看護師・歯科衛生士・栄養士・理学療法士・作業療法士などの各専門職と連携し、チームの一員として行っています。


耳鼻科医と協力して行っているリハビリテーション(2012年度 246件)

がんリハビリテーション

口腔は構音機能、摂食・嚥下機能に直接関わる臓器であるため、手術方法が進歩した現在でも、術後の話すことや食べること、飲み込むことが障害されることは少なくありません。また、同時に抗がん剤と放射線療法を行う治療では、唾液がでにくくなったり、味覚が低下したり、飲み込みに関係する筋肉に影響を及ぼすことなどから嚥下障害を来たすことがあります。当科では、主に入院患者さまを対象に頭頸部癌治療後のQOL向上を目指して、2002年から言語聴覚士を中心として構音訓練や摂食・嚥下リハビリテーションを行う体制を整えてきました。言語聴覚士がオリエンテーションから患者の診療に係っています。当初は術後の患者さまを対象としていましたが、2009年より抗がん剤と放射線療法を受ける患者さまにも、治療開始前から言語聴覚士が関わって、嚥下リハビリを行うようにしています。

  • 術前の患者さんに対してリハビリテーションの説明

    術前の患者さんに対してリハビリテーションの説明

  • 喉頭全摘術を行った患者さんに対する電気式人工喉頭の練習

    喉頭全摘術を行った患者さんに対する電気式人工喉頭の練習

  • 舌がん術後患者さんに対する舌の筋力アップ訓練

    舌がん術後患者さんに対する舌の筋力アップ訓練

  • 舌がん術後患者さんに対する開口訓練

    舌がん術後患者さんに対する開口訓練