業務部署は本院6部署(一般撮影・CT(3Dlab 含む)・血管造影・MRI・核医学・治療)プラス ICCRCから成り立っていますが、2023年度からはより部署横断的な教育・研修・業務を目指し、一般撮影と血管造影、CT・MRI・3Dlab・ICCRCをそれぞれグループ化して人員配置を行っていくこととしています。
新人教育として、基本的には入職1年目は一般撮影・CT・血管造影の3部署を数カ月ずつ、各部署指導者のもとで研修し、半年から1年くらいの間に休日日勤・夜勤が可能となることを目指しています。
新人教育の一環として、医療技術部全体の新人を対象としたオリエンテーションも行っています。学校では習うことのない、患者さんの安全な移動方法や感染防護など、医療従事者として身につけるべき知識を専門の方から学ぶことができます。
休日日勤(8:30~17:15)、夜勤(16:30~翌10:00)はどちらも2名ずつで業務についています。そのほか早出や遅出などがあります。
2年目以降からは他の人員とのバランスを見つつ、 MRI・核医学・治療への配置へと移行していきます。
新人を含めた配属先は教育と臨床業務の両面から決定していますが、将来的な専門資格取得について選択の幅が広がるよう、入職後の数年で可能な限り多くの部署を経験できるよう考慮しています。各種資格の取得状況を部内で共有しており、資格取得について保持者へ相談しやすい環境を構築しています。
研究活動についてはノルマを課さず自主性を尊重し、実績をプラス評価する方針で研究支援として、研究したいテーマやモダリティがあれば各部署や有資格者が相談にのります。
また、日本診療放射線技師会・日本放射線技術学会の2学会への入会を強く推奨しており、 それぞれの地域学会である兵庫県放射線技師会・日本放射線技術学会近畿部会も併せて学術大会への参加も支援しています。
その他、モダリティ別の学会や研究会、医療情報や救急・災害医療関係学会、海外学会への発表者や参加者もいるため、興味のあるものを幅広く情報収集することが可能です。
部署勉強会は各部署へ、部内勉強会は勉強会担当係へ一任していますが、部署横断的に自主的に勉強会を開催している場合もあります。本人のやる気次第で実績は作れると思いますし、そのやる気を評価しています。
ブログでの学会活動の記事はこちら「★10月リレーコラム★」「第37回日本放射線技師学術大会が開催されました」「第49回日本放射線技術学会秋季学術大会に参加しました」
ブログでの部署勉強会の記事はこちら「★2022年1月リレーコラム★」
ブログでの共同研究の記事はこちら「Scientific Reportsに掲載されました」「★12月リレーコラム★」