日本放射線技術学会総会学術大会

 日本放射線技術学会総会学術大会(JSRT)は、「JRC」と総称される年に一度の学会で、日本医学放射線学会総会(JRS)、日本医学物理学会学術大会(JSMP)、および国際医用画像総合展(ITEM)と同時に開催される、国内最大の放射線関連学会です。医師、放射線技師、医学物理士をはじめ、さまざまな職種の方々や学生が、会場であるパシフィコ横浜に一堂に会し、毎年、現地参加者は7,000名以上、オンデマンド配信も含めると12,000名を超える規模で開催されます。
 今回、私は第81回日本放射線技術学会総会学術大会において、「撮影部会」という専門部会が主催するワークショップに、シンポジストとして登壇いたしました。私にとって、シンポジウムという発表形式は初めての経験であり、研究演題発表とは異なり、その場で行われる討論の難しさや、自身の知識不足を痛感する場面も多くありました。ただやはり、学会への参加は、日常業務では得がたい交流の機会でもあり、人と人とが直接つながることができる貴重な時間となりました。
 今回得られた知見や情報は、今後、自施設にも積極的に共有し、還元していきたいと考えております。(曽宮)

日本診療放射線技師学術大会

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ISMRM & ISMRT 2023

 ISMRM,ISMRTはそれぞれInternational Society for Magnetic Resonance in Medicine,International Society for MR Radiographers & Technologistsの略で年に1度開催される医用MRに関する学会です.
2023年は6月3日から8日までの日程でカナダのトロントで開催されました.各国の医師,研究者,技術者そして私たち放射線技師が主に参加します.
 神戸大学病院からは私ともう一人が発表者として参加しました.初めて参加させていただいたのですが,どの発表も質疑応答がとても活発で活気のある学会でした.
 また,この学会には放射線技師向けの発表やセッションがあり,日本から参加している放射線技師の方々と交流する機会を持つことができました.みなさんMRIに対する熱意がとても強く,研究に対するモチベーションも高くてとても刺激を受けました.私ももっと努力してこのような国際会議にまた参加できるようにしないといけないと思わせていただきました.
 このような刺激をもらえるのも現地参加ならではだと思うので,気持ちよく送り出してくれたスタッフの皆さんに感謝します.(野田)


会場周辺の写真
CNタワーやMLBブルージェイズの本拠地が近くにある観光地の中の会場でした.


神戸大学病院から参加した放射線技師2人

ECR2022

 ECRはRSNAと並んで、世界最大規模の医療放射線の学会です。コロナが流行してからは、Web開催が続いていましたが、今年からウィーンでの現地開催が復活し、自身の演題も採択されましたので、参加させていただきました。
 会場がとにかく広く、機器展示ブースを見て回るだけでも数日かかる広さでした。各メーカー最新の機器を展示しており、自分の携わっていない分野の機器や道具を見ているだけであっという間に時間が過ぎました。口述発表では、各国の放射線科医や放射線技師の発表やセミナーに参加しました。 内容を聞き取ることに必死で、英語力は今後も高めていきたいと感じました。
 ECRを通していろんな国の医師、技師やメーカーの方とも知り合えたので、今後も繋がりを大切にしていきたいです。国際学会にまた参加したいというモチベーションにつながった今回のECR2022でした。(宮崎)

ブログでのECR2022の記事はこちら「ECR2022に参加しました!」

ブログでのECR2023の記事はこちら「ECR 2023に参加しました!!」

RSNA 2019

 RSNAは放射線診療を担っている医療者が一同に集う、世界で最もメジャーな放射線学会です。毎年11月から12月にかけてアメリカのシカゴで開催され、延べ参加者は数万人に上ります。期間中には放射線科医師はもちろん、研究者や技術者、放射線関連機器メーカーの方、そしてわれわれ診療放射線技師が、様々なディスカッションを繰り広げます。
 会場はミシガン湖の畔のマコーミック・プレイスで、とにかく広い!会場を移動するだけでクタクタになります。そんなクタクタの中、口述presentationをさせていただき、自分の英語力の無さを痛感する結果となりました。しかし、そこは前向きに、今後も頑張っていこうと思います。
 RSNAは、日本だけではなく世界中の様々な人と出会い、親交を深めることが出来るのもまた魅力の一つだと感じます。(島田)

スタンフォード大学研修

 『2011 Summer Symposium on State of the Art Imaging』と題して,日本放射線技術学会が主催するスタンフォード大学研修に引率者として参加しました。今回で6回目を迎える本研修では,Molecular Imagingについての詳細な講義,C-13 Hyper Polarized MRIやHigh field MRIなどの新しい研究成果の報告,また、Cardiac MRI & CTやBreast MRIなどの臨床的な講義がありました。さらに『Molecular Imaging Lab』『3D Laboratory』『University Hospital & Imaging Center』などの施設見学もあり効率良く短期間に多くのことを学ぶことが出来ました。(京谷)

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